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ISM指数、注意信号だが今回の反応は過剰

あくまでも先行指標、45以下に下がらないと景気後退にならない 10月の声を聞いた途端に米国からはネガティブな材料が相次いでいる。1日はISM製造業指数が47.8とリーマンショック後の立ち直り序盤以来の低水準、2日はADP雇用報告(給与計算代行会社による概算値)が前月比13.5万人増に留まったうえ、米国がEUに対し75億ドルの報復関税を行うと決定(世界貿易機関がEU製エアバスの輸出において不当

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不自然な動き多し、明日以降4日間が重要

225入替の換金売りが出ていない、配当落ち分のTOPIX買いがまだ出ていない 3・9月末の配当落ち日から月末までは、よほど海外市場が大きく崩れない限り、投信や長期運用の機関投資家から受け取り予定配当額相当の株式先物買い(今回は概算で8千億円分)が入るため、月末までに配当落ち分を埋めて余りある回復を見せるのが通例だが、今回は27日、本日と結構な幅で下げ、ちょっと意外な感じである。 さらに

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工作機械受注が先行指標、今後1年半世界成長率は減速

景気悪化時は先行指標、回復時は遅行指標となる特異な性格 工作機械はマザーマシンつまり他の機械や部品を作るためのお母さんと呼ばれる。自身が世の中で必要とされる製品を作るわけではないが、家電や自動車はもちろん、先端にメスが付いた超精密内視鏡から巨大発電機に至るまで、多種多様な工作機械によって作られた各種部品を組み立てることによって近代社会に必要なすべての物資が供給されている。 工作機械の受

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映画「記憶にございません!」と近く発生する株価急落の材料

三谷幸喜監督の最新作で、大ヒット中。主人公は悪徳政治家の主将黒田  (中井貴一)。あまりの非道で支持率2・0%だが、なお地位にしがみついて いる。ついに投石され、その一つが頭に命中、全く記憶を失ってしまう。この ことはごく少数のものしか知らず、政治のド素人が首相としての毎日を送る。  一方、愛想を尽かせた夫人は夫の元から逃げ出し、欧州に行く準備を進め、 まだ首相のハンサムな秘書(ディーン・フジオ

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若年層に広がるポイント投資

2019/09/24 | 上級, 有料記事

行政当局や証券界の長年の旗振りにもかかわらず「貯蓄から投資へ」はなかなか進まないが、若年層の間では昨今、ポイント投資が人気になっている。投資の元手は楽天スーパーポイントやTポイント、NTTドコモのdポイントなどだ。損をしても心理的打撃が小さいことが受けているらしい。顧客囲い込みのツールとして、共通ポイントが大量発行されている日本ならではの光景かもしれない。 2019年4月10日に開業したばか

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映画「素晴らしき哉、人生!」と金融市場でのリーマンを思わせる異変

私は先週、岐阜の大手会計事務所での講演会に招かれ、その前夜に夫婦で長良川の鵜飼いを見物させていただいた。11人の招待客の中に岐阜県の有力金融機関のトップが「私はイマイ先生のブログの愛読者で、次の映画にこれを使ってください」と、この作品のDVDをプレゼントしていただいた。  幸い、というか、このブログ「まだまだ続くお愉しみ」にこの「素晴らしき哉、人生!」は取り上げたことがない。有難くDVDを

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【初~上級者向き】 幸田昌則の不動産耳より情報<2019年10月号>

PDFはこちらからご覧いただけます。 ココだけ読んでも役に立つ 今月のポイント 分譲マンションの着工数は激減。一方で中部圏や地方都市で戸建て分譲が増加。 外国人観光客の増加で不足していたホテルだが京都では供給過剰になっている。 不動産の売却理由では相続絡みの案件が多いが、最近は離婚による売却も多い。 &n

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