井上靖「敦煌」と亡母・今井満里の思い出。そしてオルカンより高い投資対象の発見。終りに2025年と1929年の相似

2025・10・26(第1296回)

<アマゾンより>

井上靖の「敦煌」は映画にされ、私は実は三回も観た。ちょうどサラリーマン生活が開始した1959年に連載が始まり、大人気で、西域ブームが発生したこともある(ストーリーは末尾で)。

亡母・今井満里についてひと言。実に偉大な母親であった。書家として成功しただけでなく、母として四人の子を育て、対中国友好協会の幹部もつとめ、生前の毛沢東、周恩来にも直接会っている。また米国の有力写真誌「ルック」に紹介された。

井上靖さんとは、何回目だったか西域取材旅行するのについて行って「熱沙無限」という代表作をモノにしている。故・某台湾政治家は「今井さんはマザコンだ」とよくからかわれたが、私は意にも介さなかった。いまでもプライドをもっている。作品の一部を永平寺に寺寶として保管された人の息子だ。オレは。

何で急に?と思われるだろう。九〇才という年齢もあるし、四人きょうだいのうち、長女、三女が相次いで亡くなり、次女もかつてのような生気に乏しい。そこで一回分、つかったわけである。

亡母のことを書いて、読者の皆様は「高市首相がどうなるのか」について書かないのか、また米中、米国の財政問題はどうなる、と不満をおもちに違いない。しかし私にいわせれば、連日、日本の政治は報道の世界である。追っかけても仕方がない。

それに、このブログをおよみになれば分るが、私の見方は当面、弱気である。従って、中期の判断を今回は取り上げた。読者の皆様、ご了解をいただきたい。

私は後述するが、ごく目先は、小天井が着いたと考えている。そこで投資先は、と考えたら、アムンディ・ジャパンが出している日本の高配当株ファンドが魅力的であることを発見した。

<日経.comのPR記事より>

同社は、2025年4月に日本の高配当株を運用するインデックスファンドを設定した。チャートに見られる通り、オルカンは米国株の成果に劣る。

なぜか、投資家はこう思っている。

「既存の高配当株指数は、日経平均株価やTOPIX100など特定の株価指数の中から高配当銘柄を選んでいるケースが多いため、投資対象のユニバース(候補)が限定的でした。

一方「しっかりインカム」は、東京証券取引所の全上場銘柄、つまり約3,800銘柄を投資対象ユニバースとしています。さらにその中から増配か配当維持のどちらかで減配しない「累進配当」を10年以上継続している企業を絞り込み、予想配当利回りが高い順に厳選した約1%の30銘柄で構成される指数です(図表②)。」

<日経.comのPR記事より>

ただし注意しなければならないのは「ハーバード景気指数を使って分析すると、1929年と2025年の類似点が多い」。

推論しているのが、私が尊敬するエコノミストで私が最後に教鞭をとっていた白鴎大学教授の嶋中雄二さんだから相当信憑性性があるし、配慮しただろうと思っている。

最後に、映画「敦煌」の筋書きを――

11世紀、宋の青年・趙行徳が科挙に失敗し、西域へ渡る。彼は西夏に仕官し、敦煌の学問と文化に魅せられながらも、侵攻してくる異民族との戦いに巻き込まれる。戦乱の中で彼は恋人ツルピカを失い、命を賭して莫高窟に経典と芸術を守ろうとする。文化と信仰の尊さを描いた、壮大なスケールの叙事詩である。


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