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【中・上級者向き】『投資の羅針盤』 「貯蓄から投資へ」はなぜ進まなかったのか

わが国で「貯蓄から投資へ」というスローガンが掲げられてから、久しい。歴史を振り返ってみると、2003年7月には小泉前首相と金融庁がそろって言及しているので、少なくとも15年は言われ続けてきた。 ところがこの間、わが国の個人金融資産に占める「貯蓄」(預金・現金)の比率は常に50%を超え、「投資」(株式・投信)は15%内外に留まっている。この結果、わが国の個人金融資産残高の伸びは米英など先進国に

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【上級者向き】最大ヘッジファンドの総帥レイ・ダリオ氏はどう考えているか

グローバルマクロ戦略で機敏な動き、実績は群を抜く 今週もヘッジファンドと思われる先物売買が市場を席巻しており、日経225は先週末から500円上げたかと思ったら700円も下げてしまった。この動きを裏付けるほど大きな経済ニュースは見当たらないので、些細な情報を針小棒大に取り上げて動かす投機筋がこの動きを作っているとみてよいだろう。 以前にも書いたように最近の日本株市場ではマクロ経済の動きを先取

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【初~上級者向き】 幸田昌則の不動産耳より情報<2018年3月号>

最近の話題 この数年間、自己資金無しで長期にわたって家賃が保証されるという不動産投資が活発化している。 「誰が長期の家賃保証をできるのか?」、疑問を持つのは私だけではないだろう。 今般、流行になっていた「シェアハウス投資」がマスコミで話題となっている。いかがわしい投資の実態が、浮き彫りになっている。 「シェアハウス」を投資目的で購入したオーナー(主に会社員と言われている)への賃料が、ある日

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【上級者向き】7500億円買い越した個人の嗅覚

2018/02/27 | 有料記事

東京証券取引所の投資部門別株式売買状況によると、個人投資家は2月第1週(5~9日)に株式を7458億円買い越した。1987年10月第3週(19~23日)の買い越し額6504億円を上回って過去最高だという。米国株安を受けて株価が急落したところをすかさず買い向かったが、個人の嗅覚は今年の株高を言い当てているのだろうか。 2月2日の金曜日に発表された1月の米雇用統計で、平均時給の前年同月比伸び率が

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【上級者向き】問題先送り型の上げ相場、強気一本になれない

ヘッジファンドの関与が多過ぎ、為替も米国株価も納得いかない動き 日本株は1月23日にオーバーシュート気味の高値を付けた後2月14日の安値まで3週間急落、本日その間の下げ幅の40%戻しとなっている。一応、9月8日から始まった中期サイクルは底入れして新サイクルに入っており、次の高値を目指す過程に入っていると見ているが、力強い戻りという感じはない。 大きく戻している日は露骨に225先物と値がさ品

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【上級者向き】投機筋の売りを丹念に拾う長期投資家

年初来の外国人売り越し額はほぼ5兆円に 海外投機筋の敗戦処理の売り物が続いており、年初から2月16日までの7週間で外国人の株式売り越し額は1兆1582億円、先物は3兆7200億円、合計4兆8788億円となっている。今週も3000億円程度の売り越しと推定されるので、累計で5兆円程度の売り越しと見てよい。売っていた中心勢力はマクロ系のヘッジファンドと見られる。6-7兆円規模で売っていただろう。この他

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【上級者向き】やっぱりドルは上がるんじゃないか?

ドル建てで借金を増やした連中が苦しむことになる 月曜の日経朝刊トップ記事にはしばしば、ニュース性に乏しいものの、時代の流れや問題点を簡潔的確にまとめていて後になって価値が判明するというものがある。本日のドル建て企業融資額の話などはその一例だ。95年には米国外企業向け融資は1000億ドルほどでしかなかったものが、昨年末には6兆ドル弱まで膨らんでいる。そのほぼ半分が途上国向けというのだから穏やかでは

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