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【上級者向き】2万円乗せが実現した二つの理由

雇用ひっ迫によるデフレ脱却予想に収益予想の更新が重なった 6月に月替わりした途端、株価は連日の大幅高となり、 日経225は2万円大台回復 どころか一気に2年前の高値に迫る20239円まで上昇する場面 があった。為替が若干 円高方向だったにも拘わらず株価が急伸したことに意外感を持つ人 も多かったと思 うが、筆者はそれまでのもたつきの方が異様であり、 ファンダメンタルズの改善に

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【中・上級者向き】 投資の羅針盤 惑わされずに「投資の鉄人」になろう

個人投資家にとっての長期・分散投資の重要性とその実行に当たっての要諦を説いた「投資の鉄人」(日本経済新聞出版社・2017年4月刊)を紹介したい。 この本は書店にあまた飾られている投資の指南書とは一線を画し、証券投資で個人がしてはいけないことを具体的に示してくれている。「罠」にはまらないために「してはいけない」ことからのアプローチには希少価値があり、真に「投資の知恵を身につけることができる」一

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【上級者向き】今度こそ本物、デフレ脱却への助走となる求人倍率1.48倍

雇用環境は今後一段と逼迫、賃金上昇は不可避に 昨日発表された4月の有効求人倍率は1.48倍となり、平成バブル期のピークを越えて1974年2月以来の高水準となった。全都道府県で1倍を超えたので、人手不足が全国的に拡大しつつあるのは事実だが、その事情は大都市圏と地方では極端に差がある。 東京は2.07倍で、選り好みしなければ仕事はいくらでもある。若者がブラック企業に引っかかったと気が付いたら即

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【上級者向き】何が何でも憲法改正に持ち込みたい安倍首相

前川前次官の発言に信ぴょう性あり そばが好き かけでも もりとも 安倍総理 安倍晋三氏は、お坊ちゃん育ちで脇が甘いと言われても仕方ない。職務上の必要、あるいは政治的志向が「そば」にある知人や友人関係ができた人物を、必要以上に深く信頼し、彼に仕事を任せたり、自分の裁量を働かせて手厚い恩恵を与えたくなってしまう性格なのかもしれない。だが、個人商店ならともかく、今の仕事はGDP500兆円の大国の運営

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【初~上級者向き】逆風に強い日本企業、18年3月期は増収増益へ

2017/05/29 | 有料記事

3月期決算上場企業の決算発表が終わった。2017年3月期は円の対ドル相場の期中平均値が1ドル=108円と、2016年3月期に比べて12円の円高になったが、純利益が18.3%伸びて過去最高を更新するなど、逆風下で稼ぐ力の強さを示した。2018年3月期も純利益は9.2%伸びる見込みだ。電機や商社などがけん引する。株価が業績に連動するのならば、日経平均株価は2万円を超えてもよさそうだ。 日本経済新

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【初~上級者向き】 幸田昌則の不動産耳より情報<2017年6月号>

最近の話題 新年度に入ってから、不動産に対する金融情勢が大きく変化している。これまで金融機関は、不動産への融資には極めて積極的であった。 しかし、最近では、住宅ローンに対しても審査が厳しくなっていて、融資が不可となったり、減額される例も珍しくなくなっている。 不動産の投資市場でも、融資が付かずに取引が成立しないことが増えている。 また、不動産の買い取り転売業者に対して、金利9%の条件を提示

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【上級者向き】材料に飢えている株式市場

本気の売り物は少なく、材料株に群がる投資家 前回書いたように、最近の売買高の低迷はけして悲観すべき現象ではなく次の上昇に向かうまでの反動を付けるためしゃがんでいるようなものである。ファンダメンタルズから示唆される地相場(自然体で落ち着く株価水準)はここ3か月ほどで5%以上上がっていると思われるので、放っておいても2万円大台は抜いてくる。というのは、一株が稼ぎ出す1年間の利益が株価の7%以上、配当

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