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アガサ・クリスティー「ナイル殺人事件」と2023年の日本が明るい理由。私が注目する政府純債務がコロナ前より減少した事実。私の入院(第1137回)
何しろ今年は、アガサ・クリスティー生誕130年、名探偵エルキュール・ポアロも生誕100年。全世界で20億冊以上販売した女王が、「私が一番好きなポアロもの」と云った作品だ。 ケネス・プラナーの監督・主演で映画化された。推理もののルールとして、ストーリーと結末は省略する。もう地方でしか上映していないだろうが、いずれDVDも出るだろう。 今回私が注目しているのは、第一生命経済研究所
ドストエフスキー「罪と罰」とロシアへの制裁の現状と、見直し。日本株の今後(第1136回)
今回は題とロシアが舞台、ということだけでつけた。他意はない。 10月5日、ミハイル・ガルージン ロシア駐日大使の講演を聞いた。自分たちは悪くないの一点張りで、正直云って半分は寝ていた。 鈴木宗男参議院議員が一生懸命ロシアの弁護をしていた。 私は昔のソ連時代を取り戻すためのプーチンの夢想による戦争、とウクライナ侵攻を見ている。 私はロシア経済が悪化して当然、と考えて
ピーター・シェーファー「アマデウス」とマスコミに乗せられて、道を間違えている自民党。米国株より日本株の方が、相対的に高くなっている事実。(第1135回)
モーツアルトがサリエリによって殺されたという伝説をテーマにした脚本。映画化され作品賞を含むカデミー賞7部門を獲得した。 私は9代目松本幸四郎(現2代目 松本白鸚)の演じた舞台を3回も観た。もちろん白鸚がサリエリ、相手役がモーツアルト。 初めはモーツアルト江守徹、次は現在の10代目松本幸四郎。最後のモーツアルト役は桐山照史。ブロードウェイでの上演は観ていない。 ウィーンで
コロナ禍下で膨れ上がった公的医療費を抑え込め
新型コロナウィルス感染症の蔓延が、はしなくも露呈したわが国の医療提供体制の脆弱性について過去3回にわたって考察してきた。今回はその締めくくりとして、コロナがもたらした医療費の財源問題について今後のあり方を考えてみたい。 公的医療の財源問題は税と社会保障の一体改革で 2020年度補正後の予算は112.5兆円の赤字、2021年度は65.7兆円というとんでもな