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ホワイトハウスの大ゲンカの影響とわが国経済の体質変化。それに株価の見通し
2025・3・9(第1263回) <NHKニュースより> 2月28日。あのTV中継には、世界中が驚いたに違いない。米国の正副大統領とウクライナのトップがどなり合ったのだから。 ウクライナ戦争は、影響力の大きい戦いである。 ジョージ・ソロス氏のレターによると、「世界を苦しめている米国の原因のトップは人工知能、第二は気候変動、そして第三はロシアのウクライナ侵攻」という
基本の話by前田昌孝(第38回、トランプ政権のリスク)
2025/03/01 | 初級, 無料記事 マーケットエッセンシャル, 前田昌孝
日経平均株価が2月28日に1100円も下落し、2025年に入って初めて3万8000円を下回りました。過去最高値更新などに沸いた1年前と大違いです。市場は日々、さまざまな材料に一喜一憂していますが、大きくは米トランプ政権の通商政策に対する警戒感が足を引っ張っているようです。投資家には憂鬱な日々が続くのではないでしょうか。 日本は軟調、米国は堅調 2024年末の日経平均は3万9894円で
映画「007/ゴールドフィンガー」とトランプ政権がFRBの金を再評価する動きが判然とした!!
2025・2・23(第1260回) <アマゾンより> 現在米国の金融の世界で最も注目されている話題をお話しする。 「金価格の再評価」である。現実化は1年後とみられている(「ビジネス知識源プレミアム」による)。 大統領令でソブリン・ウェルス・ファンドを設立した。その時に「金再評価勘定(GRA:A GOLD REVALUATION ACCOUNT)」の会計を作っている
ロンドン・エコノミスト誌の新年のキーワード。トランプ=石破会談、そしてバカみたいに私が強気でいる理由
2025・2・16(第1259回) この雑誌は毎年、楽しみに読んでいるのだが、新年のキーワードが面白い。例えば―― 2024年は「Vote-a-rama!」選挙だらけの年。トランプ登場で米民主党政権は終わり、日本も少数与党、英国も労働党政権に交代、韓国はご存知の通り大混乱の最中だ。 では今年は―― 「Trump, technology, and uncertainty」(
金星逆行が迫る、米国株は高値波乱か
年前半の最大の波乱場面、基本は逆張り 第2期トランプ政権が1月20日に始まったが、予想通り傍若無人の乱暴な政策の連発で、市場にはストレスが高まっている。重なるようにDeepSeekショックが起き、生成AI投資バブル(生成AI自体の普及や利用拡大はこれから)に冷水を浴びせている。今のところ米国株価は史上最高値水準を維持しているが、投資バブルの部分(時価総額最大のM7銘柄と半導体関連の一角に集中