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ウクライナ侵攻は実はカネ目当て

没落しているロシアにとって強力な商売敵として台頭   冷酷だが理性的判断ができると思われたプーチンが、なぜこんな理不尽なウクライナ侵攻に踏み込んだのか、腑に落ちる理由が見つかった。今回の侵攻はロシアにとって「経済合理的に」魅力的な作戦であり、すでにガンに冒されパーキンソン病により体力も弱りつつあるプーチンにとって、短期間で目標を完遂し、ロシアの歴史に名を残すためには、この方法

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日銀の政策変更、賃金と求人倍率がカギとなろう

デフレ長期化の原因は「横」に配慮しすぎる日本人の性格   円がどんどん下がっている。もちろんその主因は米国FRBの姿勢が3月中旬から急速な引き締めを示唆するようになり、極端なタカ派委員は「7月末までの3回のFOMCで毎回0.5%の利上げ」を主張しているからだ。最もハト派とされるブレイナード氏でさえ次回5月4日の0.5%利上げを発言しているから、FRBの姿勢が相当に引き締め方向

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手塚治虫「火の鳥 黎明編」と円安メリットの再認識。「2」のつく年は「買い」説(第1112回)

手塚治虫は「鉄腕アトム」が超有名だし、声を受け持った清水マリさんは私の妹 充子の大親友なので、ご縁がある。 しかし何と云っても手塚治虫のライフワークだし、原作とした映画、アニメ、ラジオ、ドラマ、ビデオゲームなどで現在も“生きている”名作だ。 私は20代のサラリーマン時代に雑誌に連載されたのを読んだ。心を打たれた名ゼリフを次に述べる。火の鳥のセリフだ。 「虫たちは自然が決めた一生

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FRBの引き締め姿勢が頑強、米株主導で下げか

前倒しで利上げ方針に転換、株価が下落するまで続ける   最近FRBメンバーの講演では5月4日のFOMCでの0.5%利上げを示唆する発言が多くなっている。ハト派の筆頭と見られるブレイナード氏までそうだから、ほぼそれに決まったと見るべきだろう。筆者は0.25%利上げと量的引き締め開始の同時決定を見込んでいたが、FRB委員で特にハト派だった人々が、雇用や賃金に関する中期展望を大きく

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映画「TITANE/チタン」と、米国のひとり勝ちと、これに対抗するロシアの金本位制。私の強気(第1111回)

2021年カンヌ国際映画祭でパルムドール(最高賞)を獲得したフランス映画。韓国映画「パラサイト 半地下の家族」もかなり衝撃的な作品だったが、本作はあれを一段どころか二段、三段も上回った超怪作である。 主人公アレクシアは幼いときに交通事故に遭い、頭にチタン板を埋め込まれた。 数年後、美女に成人した主人公はモーターショーのショーガールになっている。 人気は大変なもので、サインや写真

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ロシア全面撤退までウクライナの戦闘は終わらない

市民虐殺報道で国際世論が沸騰、ロシアに甘い条件では停戦認められず   ウクライナ軍がキエフ周辺の奪還に成功したが、市街には多数の市民の死体が放置され、暴行・虐殺の証拠が次々に明らかにされている。非戦闘員に対する暴行は戦争犯罪であり、部隊の組織的命令によるものである公算が強いと見られている。今回の侵攻の首謀者であるプーチン、および実行犯たるロシア軍に対する責任追及は免れないとこ

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映画「ワーロック」と円安ドル高の定着で、日経平均3万2000円の回復(第1110回)

1959年。私が大学を卒業して証券界に入った年の作品。 ワーロックという銀鉱山を持つリッチな町が、無法者の一群に被害を受け、就任していた連邦保安官は彼らに追い出される。 悪人と承知で著名なガンマンを雇う。賭博場のオーナーとこみで。 ヘンリー・フォンダとアンソニー・クインがその2人。 無法者は退治されるが、町は2人の支配下にされてしまう。 現在のロシアに似ている。

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