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「脱炭素」は間違った政策だとする注目すべき研究の紹介(第1068回)
私が以前から指摘して来た暗号資産のインチキ性について、ようやく米国政府や米国の世論が動き出した。 WSJ6月8日付け「規制の不備が重なり、暗号資産市場で詐欺が横行している」と報じた。デジタルマネーの匿名性が根本原因、とも。 私にいわせれば、始めからワカっていたことではないか。 恐らく米国年金勢は、暗号資産から金への投資シフトをすでに開始している。ジワジワと先物価格が上昇
ミュージカル「ジーザス・クライスト・スーパースター」と 中国の台湾侵攻そして目先の相場見通し(第1067回)
「現代のモーツァルト」と称賛されているアンドリュー・ロイド・ウェーバーの出世作。私はNYと東京、それに映画でも観た。 「私はどう愛していいか分からない」の美しいメロディーは、ご存知の向きも多かろう。「ミュージカル」としたが、現実のこの作品はセリフがなく、音楽だけ。まあ「ロックオペラ」の方が近いだろう。 では、なんでこの作品をこのブログにとり上げたのか。 このロックオペラは、キリ
個人金融資産の山を投資へ向けて動かそう
日銀の発表によると、2020年末の日本の家計金融資産は史上最高の1,948兆円を到達し、2,000兆円に迫っている。前年比では54兆円の増加である(2.9%増)。時価変動の要因は+5兆円に留まっているので、コロナ禍の消費減によって49兆円も増えたということだ。 しかしながら残高の内訳を見ると、現金・預金の48兆円増に対して、証券(株式・債券・投信の合計)残高は302兆円(株式等;198兆円、