「英国経済はブレグジット完遂で再び成長軌道へ」投資の羅針盤 岡部 陽二
英国は昨年12月12日、ブレグジットの是非を改めて問う総選挙を行った。結果はボリス・ジョンソン首相率いる保守党の大勝であった。2016年の国民投票でEU残留を支持した多くの地域においてさえ保守党が票を伸ばし、結果として下院の650議席中365議席(47増)を獲得するという1987年以来の大勝を果たしたのである。EU離脱は、混沌状況からの脱却を求めた英国民の民意といえよう。いっぽう、労働党は
英国は昨年12月12日、ブレグジットの是非を改めて問う総選挙を行った。結果はボリス・ジョンソン首相率いる保守党の大勝であった。2016年の国民投票でEU残留を支持した多くの地域においてさえ保守党が票を伸ばし、結果として下院の650議席中365議席(47増)を獲得するという1987年以来の大勝を果たしたのである。EU離脱は、混沌状況からの脱却を求めた英国民の民意といえよう。いっぽう、労働党は
ご存知のスターウォーズ、エピソード9で完結編。 前作「最後のジェダイ」では、ファースト・オーダーもレジスタンス側もボロボロだったが、今回はいつの間に態勢を立ちなおしている。 まあ不親切というか、お手盛りというか、 それでもヒットしているのだからこのブランドは大変なものだ。 今回のストーリーは入り組んでいるのでご紹介は書かない。ミソは死んだと思われていた皇帝パルパティーンが生きていたこ
2019年の東京株式相場を振り返ると、年半ば以降に起きるとの見方もあった日経平均株価の2万円割れは結局実現せず、長期的な買い手にとっては、動きにくい1年だった。2020年はどうなるか。東京オリンピックと相場の関係を振り返ると、56年前と同様、年半ばからの下げ相場への「期待」もくすぶるが、「証券不況=絶好の買い場」に向かう1年なのかどうか、いろいろな角度から点検する必要がありそうだ。 第18回オリ
年末になると方々で演奏される名曲中の名曲。最近、NHKでベートーベン の健康と絡んだ番組を観て新しい事実をずいぶん学んだ。 第一は例の難聴。「若年発症型両側性感音難聴」という1万人に一人の難病 であったこと。 第二は、晩年になって肝臓が悪化したこと。当時は治療法がなく、黄疸になっ たということは、死刑宣告に近い。恐らく遺言のつもりで作ったのが「第九」 であったこと。 第三は「歓喜の歌」という