ベートーヴェン「クロイツエルソナタ」とこれから始まる好循環、外人機関投資家の5G関連買い開始、そして「倒習」の現実味(第1013回)
ベートーヴェンの最高の作品の一つ。1803年にこの曲で初演されたのは5月24日。このブログの日付と一緒なのも理由だが、もうひとつ。この曲が強い印象を与えるため、ほかのジャンルでもこの名をつけた作品が広まっている点だ。 「ほとんど協奏曲のように」と書き込みがある通り、きわめて雄大な曲。どこかで聞いたのだが、西洋音楽を聴いたことがないチベット人に何曲か聞かせたら、このソナタが一番エキサイト
インフレ、それともデフレ?
コロナ禍がインフレにつながるか、デフレをもたらすかをめぐって議論が百出している。総務省が5月22日に発表した4月の全国消費者物価指数(CPI)は3年4カ月ぶりに下落した。しかし、世界中で財政規律を二の次にした景気対策を講じているため、早晩、貨幣価値は下落するとの見方も絶えない。株式を買うべきかどうか判断が分かれる。 4月の全国消費者物価指数(2015年=100)は生鮮食品を除く総合が101.6と
映画「13デイズ」とコロナ危機と中国政変。そしてワクチンで2か月3倍の或る銘柄 2020・5・17 (第1012回)
1962年の「キューバ危機」を取扱った作品。そう書いてもご存じの方はもう少なくなったんだろうなあ。 当時は米ソ冷戦時代。1955年に革命を起こして、ソ連に接近していたキューバに、核ミサイルを配備しようと当時のフルシチョフ政権がたくらんだ。ミサイルを積んだ貨物船がすでにキューバにむかつて航行していた。 これを知ったJ・Fケネディ大統領は海上を封鎖し、ミサイルの配備は断固認められな





