ヒッチコック「鳥」とポストコロナ時代の世界と日本の政治と経済 そして株 (第1010回)
ヒッチコックの名作は「サイコ」「北北西に進路をとれ」「裏窓」「めまい」などなど数多い。しかし黒澤明監督はこの「鳥」をただ一つ「100本の映画」に選んだ。「あのたくさんの鳥は怖いよ。どうやって撮ったんだろう」というコメント。同時に黒沢監督は「少しつじつまが合わないところはあるが、(ヒッチコックらしく)面白ければいいという映画だ」とも述べている。 ヒロインのティツピ・へドレンは小鳥屋で会っ
ヒッチコックの名作は「サイコ」「北北西に進路をとれ」「裏窓」「めまい」などなど数多い。しかし黒澤明監督はこの「鳥」をただ一つ「100本の映画」に選んだ。「あのたくさんの鳥は怖いよ。どうやって撮ったんだろう」というコメント。同時に黒沢監督は「少しつじつまが合わないところはあるが、(ヒッチコックらしく)面白ければいいという映画だ」とも述べている。 ヒロインのティツピ・へドレンは小鳥屋で会っ
トルストイが36歳から40歳まで書きつづけた大長編。サマセット・モームは 「あらゆる小説の中でもっとも偉大な作品」と評している。 私はこれを高校二年生の時に読んだ。当時の担任の隈部直光先生のおすすめ だった。第一巻はやたらとフランス語が出てくるし、人名も難しく、読むのに 苦労した。しかし、読み進むうちに、オレはなんて面白い小説を読んでいるん だろうとびっくり。そこから徹夜で岩波文庫を読みふけっ
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う政府の非常事態宣言が、GW(がまんウイーク)の大型連休明けにも部分解除される可能性が出てきた。株式市場でも気の早い投資家は「2番底はない」とみて動き出している。ただ、日本経済の姿がコロナ禍前と同じ状態に戻るかどうかはわからない。在宅勤務を含むテレワークが定着するとの見方もある。本当ならば、都心と郊外の不動産価格などに大きな影響があるかもしれない。 足元の在宅勤務