信用膨張バブルの崩壊に向け、最初のクラッシュ

株価急落の原因はサンダース候補の優位ではないか 昨日のNYダウは久々の1030ドル安。欧州でもウイルス禍が拡大したのを嫌気したという説明より、ネバダ州予備選でサンダース氏が圧勝したことで先行きの増税路線に現実味が強まったことの方がずっと説得力がある。中国以外での新ウイルス死者は微々たるもので、予防的な行動制限によるマイナス効果も中国以外では一過性のもので終わる。 しかしサンダース氏が掲

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映画「ビリーブ 未来への大逆転」とトランプ再選への大リスク(第1000回)

 おかげさまでこのブログも1000回を迎えました。皆様のご支援に感謝いたします。また今回のコロナ肺炎流行で被害にかかられた方々に、お見舞い申し上げます。  今回あまり有名でもない作品を取り上げたのは、現在も活躍する主人公が務めている米国最高裁が、3月に入ると二つ、重要な裁判の口頭弁論を開始するからだ。  6月末に判決が下るが、市の内容によってはトランプ→ペンスの政変か、民主党への政権

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米株新高値に大幅円安、ウイルス禍は中国で鎮静方向、なのに伸び悩む

おそらく外国投機筋のTOPIX先物売りが続いている ここ2週間でNT倍率は13.703から14.022に大きく上昇している。言い換えるとこの間225がTOPIXより540円分ほど強く推移していた。最大の理由は先物市場で外国人の大規模な225買い・TOPIX売りが執行されていること。先週は952億円買い・1450億円売りとなっていたが今週もほぼ同様と見られる。 前回書いたように投機筋が2

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3月一杯で新型ウイルス禍は一段落と予想

春になれば風邪もインフルエンザも流行が止まる 新型コロナウイルスは週末に国内での二次感染以降の患者があちこちで確認されたが、その中には筆者が昨日会食していた人の知人も含まれていたから、もはや他人事のレベルではない。直観的には日本国内に未発症感染者は千人以上いると思う。2-3年もすればほぼ全国民が接触し、そのうち1-2%が発病するが、人間側でも免疫が装備されてくるため、4-5年後はおそらく普通

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カミユ「ペスト」とFRB頼りのNYダウの最高値更新と日本(第999回)

フランスのノーベル賞作家アルベール・カミユの代表作で「異邦人」と並ぶ。フランツ・カフカの「変身」とともに代表的な不条理文学として位置づけられている名作だ。  物語はフランスの植民地であるアルジェリアのオラン市。医師のリウーが死んだネズミに階段でつまづいた時から始まる。やがて死者が出始め、ペストと分かる。新聞やラジオが報じ、町はパニックに。当初楽観的だった市当局も慌て始め、やがて市は外部と完

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新型コロナ、我々の真の敵は無知と愚か者の過剰反応

10-12月期決算は意外に健闘していたとの見方を再確認 本日で225銘柄の決算は223社が終了、ほぼ完了した。四半期利益合計は5兆8143億円・前年比18.1%減で、この数字だけ見ると不振だったということになるが、消費税率引き上げの反動減が一番大きく出る時期で、この期の鉱工業生産が6.3%減っていたという事情と、大型の減損処理を敢行した企業が多かったこと、ソフトバンクグループ(SBG)の低迷

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木村喜由と吉崎達彦の米大統領選の話 Part4

ジャイコミ動画の吉崎達彦さん、木村喜由さんの米大統領選のお話もPart4で最後となります。これから新しいチャレンジを沢山行っていきますので是非チャンネル登録とグッドボタンを押して応援してください! https://youtu.be/Kl2FGgGPKcg

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