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2018/05/02 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
金正恩が引っ込みがつかないところまで誘い出す作戦かも 27日の南北首脳会談では「核のない朝鮮半島を目指す」「年内に朝鮮戦争終戦条約を結ぶ」という内容の板門店宣言が提示され、北からは核とICBMの実験中止と設備廃棄が確約された。先日、「トランプ氏がノーベル賞を貰えるチャンスがあると見て米朝首脳会談という政治的ギャンブルに出たが、大した成果は期待できまい」と書いたが、敵もさるもので、大方の予想を上回
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2018/04/26 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
エレクトロンとファナックのあまりに対照的な業績予想 本日から3月期決算の発表が本格化した。225銘柄は本日18社、累計31社、時価総額で15.0%の発表が完了したことになる。この31社の過去1年間の包括利益ベースROE(配当金と株主資本増加額の合計を1年前の自己資本で割ったもの)は9.10%。直近3か月の純利益合計は6725億円だが、昨年1-3月期の数字が8530億円と非常に良かったため約2割の
2018/04/24 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
98年夏からのドル円波動は壮大な三角保合いを形成中 ドル円が久々の108円台に乗せてきたと思ったら、一気に109円に迫っている。この上げは本物だろうか。本物というのは前の高値(16年12月118.69円あるいは15年6月125.86円)にチャレンジするほどの、という意味だが、もしそうだったら、為替に連動する日本株にとっても強烈な追い風になるから、しっかりと研究する必要がある。 筆者は米国長
2018/04/20 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
どうしてもドルを安くしたい人々がいる 日経225は高値22360円まであり、2月27日高値22502円まであと一歩の水準。しかしTOPIXは1761.61までで、同日高値まで1.9%ある。4月に入ってからの相場の特徴は225先物の売り方の買い戻しに連動したインデックス買いが入る一方で、重量級の低PER銘柄に断続的な換金売りが入っており、また小型株は全般に人気の圏外となっており、例えば2部指数やJ
2018/04/16 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
4月に入りドル円と株式先物を買い戻している 本日発売の週刊エコノミストにも書いたが、1月9日から3月末までの12週間で外国人は現物3.1兆円、先物6.3兆円、合計9.4兆円もの株式を売り越していたが、4月に入り一転して買い越しに転じている模様だ。この間、特徴的だったことは株式先物の売り越しと、ドル円の下落が並行していたこと。大手ヘッジファンドおよびその追随者がドル売りと日本株先物売りを大々的に仕
2018/04/12 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
排除主義と容認主義、最後に必ず失敗する排除の論理 7月の衆議院解散の際に小池百合子氏が希望の党を立ち上げた直後は、ほとんどの人が自民党の政権転落を予想したと思う。しかしこの天下分け目の決戦という時に、彼女および近くにいた協力者は圧倒的に強い相手との喧嘩の仕方をわきまえず、排除の論理で選挙に臨み、排除された側の立憲民主党にさえ後塵を浴びせられるほどの大惨敗となってしまった。安倍自民党は望外の大勝利
2018/04/10 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
自分で選ぶ、自分で決めるという姿勢が大事 本日の上げで、メリマン流の定義に従えば3月26日を安値として新中期サイクルが始まっていたという認定が確定した。突発事故のようなアクシデントがない限り、2か月程度は上げ局面が続く公算が強い。ついでに言っておくが今年のマーケットの最大の山場は10月5日から6週間の金星逆行の期間で、もし高値圏であれば積極的に利益確定、逆に急落後であれば積極買いのチャンスという