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2017/08/04 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
お友達色を一掃、かきくけこ人材の登用が目立つ 昨日は築地場外市場で火事があり、筆者もご近所の野次馬として見に行った。夕5時の出火から15時間燃え続け、銀座から新橋にかけて薄い白煙が広がっていた。火元付近の店員は出火1時間ほど前から焦げた臭いがしていたと言っており、建築後50年超の木造家屋が密集している地区なので、表に出ていないところで漏電した疑いが濃厚だったが、夕方のニュースでは、ラーメン店での
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2017/08/02 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
ドル安債券高に支えられている米国株価 225構成銘柄の入れ替えがあり、昨日から新しいベースの集計となった。早くも113社、時価総額ベースで54%が発表を終え、残る大物は総合商社、通信大手にトヨタというところまで進んでいる。本日は三菱商事、丸紅、ANAがあり、本日終了時点で60%が発表済みとなるため、ほぼ大勢は決したことになる。 113社の四半期純利益合計は3兆8485億円、前年が2兆605
2017/07/28 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
銘柄入れ替えと海外勢のドル売り債券買いが立ちはだかる 昨日から6月締めの決算発表が本格化している。3月決算以外も含めた225採用銘柄のうち31社、時価総額で約18%が発表済みだが、この四半期の純利益合計は7027億円で前年比28.2%増益とすこぶる好調である。もちろん大半が会社計画を上回っているので、中間決算後には上方修正する企業が続出することだろう。発表済み
2017/07/25 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
民主主義の手続きを軽視、重要情報は隠匿し多数決で押し切る 国会では昨日から安倍首相を参考人に招致して加計学園問題への質疑を行っているが、野党側が証拠書類や信憑性のある情報に基づいて質問をしているのに対し、安倍首相側参考人からはそれに対し「記憶にない、記録にない、認識していない」の連発(加戸元香川県知事だけは違うが)で全く議論が噛み合っておらず、疑惑は深まるばかりと伝えられている。 しかし確
2017/07/21 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
日経225とJPX400の銘柄入れ替えに絡む売買が増加 ドル円がやや弱含んでいるが、これは米国債の利回りが低下しているからだ。足元のCPI上昇率が低下していることから投機筋は米国債を買い進み、ドルを売っている。先日のイエレン議長発言は必ずしも量的縮小の方針を修正したわけではないが、物価動向をより細かく見ていくという文言を取り上げて材料にしたようだ。 しかし時間当たり賃金が2.5%増、ほぼ完
2017/07/19 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
超金融緩和の反動でバブル資産から逃げ出す投機資金 「急速に潮が引いていく浜辺で見ているといいよ。誰が裸で泳いでいたかよく判るから」この言葉はウォーレン・バフェット氏が2000年のITバブル崩壊の際に、荒っぽい投機行為をしていた投資家を揶揄して語ったジョークである。この言葉と同じ意味のものとしては、ガルブレイズ教授の『バブルの物語』の副題にある、「暴落の前に天才がいる」というものがある。天才と言っ
2017/07/14 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
上がるべき状況なのに上がれない理由は? 最初に前回の訂正を。冒頭のブロックに0.025%とあったのは0.25%の誤りでした。日本の債券利回りを検討しているうちに、引きずられて桁の感覚が狂ってしまいました。 相場には上がるべき時、下がるべき時、動きにくい時がある。言葉でいうと当たり前に聞こえるが、「何を当たり前のことを言ってんだ!」と思った人は、相場というものが全然判っていな