投資に役立つ情報メディア【ジャイコミ】個人投資家に役立つマーケット情報をお届け
2017/01/12 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
オバマケアは全面撤回して薬価引き下げを要求? 注目されたトランプ記者会見は、米国市場においては小波乱はあったものの無事通過したが、日本市場には厳しかった。ドル円は板の薄いところに仕掛けが入った模様で、116円を割っていったん上に戻してから叩き込み、午前3時過ぎに114.3円台まで下げた。その後1円以上反発させてから東京時間に入り株式先物とペアで売り崩し、225先物は19060円、ドル円は114.
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2017/01/11 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
足元の調整は単なる揺り戻し 大発会の後の株式市場は冴えないが、その理由は今晩予定されているトランプ新大統領の記者会見である。1か月前に予定されていたが、彼のビジネスと新職務との利益相反の可能性があるため、新任早々の法的問題の浮上を避けるために慎重に内容チェックをしたものと思われる。その割にはあちこちに好き勝手のコメントを発しているが、それも大統領就任までのこと。大統領が国家的理想に反する「個人的
2017/01/05 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
大局観は円安ドル高でイージーだが、波乱の種が散らばっている 新年明けましておめでとうございます。今年は昨年よりは落ち着いた年になりそうですが、そこここに落とし穴が待っていることは同様と思います。少しでもご参考になるよう頑張りますので、本年もご愛読くださいますようよろしくお願い申し上げます。 今年の大発会は昨年と打って変わっての急騰だった。クリスマス前後から買いを手控えていた外国人が、年末時
2016/12/28 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
情報管理の労力、コストは意外に大きい あなたは投資をすべきか否か。そもそも投資をする資格があるか。この質問は簡単なようで意外に回答が難しい。ここで語るのは株式投資に限らずギャンブルも含めて、自己資金を投入して成果または損失を発生する何物かを買い、成果は結果次第という「広義の投資」と呼ぶもの全体についてである。 投資は、直接の投資金額のほかに投資を決断するまでに多額のコストや労力を投入しなけ
2016/12/26 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
米国株式は遠からず弱気市場に転換、春と夏に大きなハードル出現か 前号で書いたように来年の株式市場については、概ね強気である。年間を通じて円安基調の下で日本企業の利益・一株純資産は増加基調を続ける公算が強いので、よほど悪い出来事が生じなければ株価は上値を追うだろうと思っている。しかし、いろいろ外部条件や年回りやアストロロジーからのジンクスを考え合わせると、楽観的すぎることは危険だ。 常識的な
2016/12/22 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
インフレ率2%達成に賭ける日銀の熱意は本物 昨日の日銀総裁記者会見は、非常に面白かった。トランプ当選以来、為替も株価も債券相場も大きく動いた後であり、しかも前日に米国FOMCが終わっているために、質問する記者側は聞きたいことがたくさんある一方、黒田さんとしても、抑制は当然のことながら比較的自由に発言できる環境であり、今後の展開を占う上で極めて重要なものだった。 筆者が理解した結論(黒田日銀
2016/12/19 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
今回は交渉が前進する条件が整っていなかった 大方の国内メディアが予想していた通り、日ロ首脳歓談は実質的に物別れとなった。通常なら正式な首脳会談後は高らかに共同宣言あるいは声明が謳われるのに、今回はプレス向け声明という異例の形。会談前にはロシア側から、今回は国歌演奏はやめてくれという要請が出ており、この時点で日本側に有利な展開にならないことが確定していた。 安倍さんは私の故郷に招き胸襟を開い