「 月別アーカイブ:2015年05月 」 一覧

あなたの投資はなぜ失敗するのか?
「投資のための財務分析」総集編①

金融リテラシー講座 「投資のための財務分析」第24回 ここまでお届けしてきた「投資のための財務分析」の総集編として、投資の決定をどのように行うべきかを4段階のチェックポイントとしてまとめました。4回にわけてお伝えします。   株式投資で失敗する主なケースは、 ①株価の勢いに投資し、短期で売買益を狙った投資 ②長期投資で臨んだものの、投資採算を計算せずイメージだけ

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あなたの外国株投資は店頭取引?委託取引?
ある男性の憤怒【中】

ジャイコミ編集部 上編に続き、外国株投資で「落とし穴」を経験した男性の話をお届けする。 「委託取引」「店頭取引」の違いを知らされないまま、手数料が高い「店頭」で取引していた男性は「手数料分、損させられた」と憤りを抱き、行動を開始した。 赤井証券(仮)のお客様相談室への電話、社外取締役に名を連ねる弁護士の事務所へ電話、グループを束ねるホールディングスへの電話、FINMAC(証券・金融商

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映画「黄金」と金相場の今後
今井澂・国際エコノミスト

今週は「駆け込み女と駆け出し男」を観た。井上ひさし原作の「東慶寺花だより」の映画化だがよくまあ脚本としてまとめたものだ。話が込み入っているので映画としてはわかりにくかった。あんまり面白くなかったし。 今回の「黄金」は1948年の白黒スタンダードのクラシック。監督ジョン・ヒューストン。アカデミー監督賞を獲得した。主演ハンフリー・ボガード。 メキシコで食い詰めた二人のアメリカ人が金探し

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東証時価総額更新も個人投資家が売り越す理由
JPX400銘柄入れ替えの必勝作戦

 日本個人投資家協会 理事 木村 喜由 時価総額更新は通過点 とにかく世界と歩調が合ってきた ついに東証株式時価総額は1989年末の水準を更新し、過去最高を記録した。まあ米国株がほんのちょっとずつ史上最高値を更新、欧州株がすっ飛んでいく中で、遅ればせながら日本も時価総額最高を更新したことは喜んでよい。ただし1990年以降の新規公開銘柄の寄与度が大きいことは意識すべきだ。ソフトバンクもドコモ

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株主還元の原資は何か?
キャッシュフロー計算書②

金融リテラシー講座 「投資のための財務分析」第23回 前回に引き続きキャッシュ・フロー計算書について説明します。 キャッシュ・フロー計算書の分析で大事なことは1期だけではなく長期で見ることです。1期だけでは一時的な要因を排除できず、誤った判断になりかねません。少なくとも5期以上の長期の累計で見てください。 下にNTTとトヨタの2008年3月期から2014年3月期まで7年間の連結キャッ

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あなたの外国株投資は店頭取引?委託取引?
ある男性の憤怒【上】

ジャイコミ編集部 証券会社が個人投資家向けの外国株取引を拡大しているという。 4月20日の日本経済新聞は「外国株 身近に」との大見出しで、大手各社がセミナー開催やリポート発行、取り扱い銘柄増など営業に力を入れている様子を伝える。「世界的な株価上昇で拡大する個人の分散投資ニーズに応える」というが、外国株投資にはこの記事では触れていない落とし穴がある。ある男性がジャイコミ編集部に自身の

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映画「ロッキー」と官製相場とヘッジファンド激闘
今井澂・国際エコノミスト

今週は「ビリギャル」を取り上げるつもりだった。口コミで只今大ヒット中。副題が「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話」。たしかに聖徳太子をセイトクフトコと高2で読む出来の悪い女子高生のサクセスストーリーだから後味がいい。私が観たのは平日の午後イチだったが、若い女性で満員だった。おすすめできる。 にもかかわらず、わざわざ2006年の「ロッキー」を取り上げたのは、連日

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