映画「ゴーストバスターズとHFが言うコワーい話
公開日:
:
マーケットEye 今井澂, 今井澂のシネマノミクス
2016・7・24

ビル・マレーやダン・エイクロイドの出た旧作を27年ぶりにリメーク。今回は主役の「お化け退冶屋」を女性4人とし3Dにした。これに男性一人も脇にいて5人とゴーストとの戦いは迫力があって面白い。オバカ映画だが楽しい。難点は女性4人がブサイクなこと。これ、セクハラかしら。
ヘリ・マネ(ヘリコプターマネー)について予想通り大騒ぎになってきた。反対の財務省ポチ達は、歯止めがきかない、とか信用低下が起きる、、とか危険なカケだ、という感情論が多い。
ヘリマネでGDP600兆円、日経平均3万円へ
戦前の高橋財政は軍部という最大最強の圧力団体のためにマネー供給の拡大は続き、2・26事件での殺害、それに戦費もあって歯止めがきかず、終戦後のインフレが発生した。
まあ法改正が必要だし、やるのは来年。7月29日の日銀総裁会見は期待外れのお茶にごしだろう。
27年ぶりのリメーク映画の方はどうも大ヒットになりそうもない出来だし(NYではブーイングが起きた)、ただ、高橋財政のリメークの方は成功し、名目GDP600兆円が何年か後、(2021年?)に達成されると確信している。
時価総額はGPPから推算して700兆円を超え、日経平均は3万円以上、という私の長期シナリオは変わることはない。
ただ、このコラムで何回も書いている「秋には天から大魔王が下りてきて」かなりの安値になる、という予想も変わりない。
秋の大魔王、3悪材料を明かす
その大悪材料ってなに、といろんな方から質問をいただくのだが、あんまり恐ろしいからあえて言わなかった。今回その恐ろしい材料を書くのは私の尊敬するヘッジファンドの日本一の情報通大井幸子さんの7月号の「ヘッジファンド・ニュース」に三つ、スッパ抜かれているからだ。
二つは金融危機、第一がイタリアの銀行数行とドイツ銀行。これは私のこのコラムの読者は先刻ご承知だろう。
第二は中国発のサブプライム危機。直近の英エコノミスト誌が報じている二つの記事。一つは「不良債権が21兆円を超え、8年ぶりに証券化が再開された」。これってまるでサブプライム危機直前じゃないか。そして二つ目が非合法ローンで不動産市場のバブル化」。これも同じいやーなムードの話。
伊勢志摩サミットで世界の首脳が食事しながら話した内容は公開されないが私が聞いたところでは主に中国の政治と経済の懸念だった、とか。
人民解放軍が尖閣諸島へ!?
だからこの第一、と第二は、ジョージ・ソロス氏が最近行動で示している通り、まあそれほどびっくりする話ではない。
しかし第三の「戦争勃発の可能性」にはブッ飛んだ。前からヘッジファンドの一部で云っている向きはあったが、他人さまに言うほどの確信はなかったのでやめていた。
以下大井さんの、レターを了承を得て丸ごと引用する。
7月12日、中国とフィリピンの南シナ海の領有権をめぐる国際仲裁裁判で、裁判所は中国の管轄権を認めない判決を下した。
8-10月にかけて、米大統領選や英国のEU離脱で、世界に権力の空白が生じる。8月、9月に中国人民解放軍の海軍の何らかの行動、そして北朝鮮がそれに便乗した行動を起こす可能性が高い。矛先を尖閣諸島に向け、日本に対して奇襲攻撃を彼らは仕掛けてくる可能性がある。
戦争は米ロ代理戦争であり、全面的な核戦争になるかどうかの瀬戸際で短期間で終結すると予想される。ただし、戦争により当然、金融市場には大きな動揺が走るだろう。不測の出来事に世界同時株安や急激な円高が予想される。戦争終結後に交わされる契約(賠償金や領土問題など)により、通貨市場は大きな変動を余儀なくされるだろう。
まあ、夏だしオバケのシーズンでもある。怖がらずにお聞きください。
映画のセリフから。
NYの劇場に出たオバケを見事4人で捕まえハコの中に入れたが、市長は言う。「人間の脳はあまりにも常識外れのことが起きるとパニック状態になる。幽霊なんていないはずだから、君たち四人はサギで逮捕する」。いやはや、どうか私や大井さんが逮捕されませんように。
映画「ゴーストバスターズとHFが言うコワーい話(第836回)
今井澂(いまいきよし)公式ウェブサイト まだまだ続くお愉しみ

寄付で応援する
- クレジットカード情報は当サイトでは保持せず、決済代行サービス(PAY.JP)を通じて安全に処理されます。
- 本人認証(3Dセキュア)画面が表示される場合があります。
- 本人認証のため少額(例:11円)が表示される場合がありますが、実際の請求額ではありません。
- 寄付完了後に表示される「
DON-XXXX」を、公式LINEに送るとお礼ページURLが届きます。 - 個人情報の取扱いは プライバシーポリシー をご確認ください。
関連記事
-
-
映画「ナバロンの要塞」と日経平均新高値は大丈夫か? 目標値は? トランプ2.0のベネズエラ攻撃した真相
2026・1・18(第1308回) <アマゾンより> 一ぺんも観た経験のない人
-
-
【初・中級者向き】映画「マスカレード・ホテル」とジワジワ迫る今年の買い場
東野圭吾作品の映画化は多いが、私は「ガリレオ」シリーズの福山雅治、「新参者」シリーズの阿部寛が適役だ
-
-
映画「天井桟敷の人々」と「脱炭素」という誤りのために消費税20%に当る負担を負うわが国。そしてバフェットの買った商社株(第1105回)
「天井桟敷の人々」は、映画史上屈指の名作の一本。高校時代に観た時の感動は忘れない。 私が最近
-
-
続「戦争と平和」世界リセッションに対する日本の強み。プーチン大統領の核兵器使用の可能性。そして2023年の大まかな見通し。 (第1150回)
今回はよく聞かれる質問をまとめる。 第1はドル高円安の今後。いつ迄?上限と下限は? 私
-
-
映画「おくりびと」とバイロン・ウィーン氏を悼む。改めて金への投資の有利性に注目。
映画「おくりびと」とバイロン・ウィーン氏を悼む。改めて金への投資の有利性に注目。 2023・





