【初・中級者向き】映画「ダンスウイズミー」と文在寅大統領の自己催眠と米中関税戦争
2019・8・26(第978回)
ミュージカル映画で困るのは、新作の曲に対して、耳がなれるまでに時間がかかることだ。しかし今回のこの「ダンスウイズミー」では、私もよく覚えている定番の曲がズラリと並んだ。たとえばー
井上陽水作の「夢の中へ」
キャンディーズのヒット「年下の男の子」
山本リンダのヒット「狙いうち」
これに「浜辺の歌」。さらに結婚式をメチャメチャにする「ウエディング・ベル」。
結論からいうと、この「ダンスウイズミー」は紛れもない傑作だった。しかも徹頭徹尾笑わせ、楽しい作品で、私はDVDが出たら早速購入して何回も見るつもりだ。
ストーリーが良く出来ている。一流企業に勤める鈴木静香(三吉彩花)はたまたま入った怪しげな催眠術師の館で、術師のマーチン上田(宝田明)が隣の少女に術をかけるのを観ていた。ところが何を間違えたか「上手に歌って踊れるようになる」暗示が静香の方にかかってしまう。
以来、ヒロインは街中で音楽を耳にするたびに、急にダンスを始めて周囲に大迷惑をかけるようになる。暗示を解くため催眠術師マーチン上田を探す旅に出る。同行者は催眠術師の女性アシスタント(やしろ優)で、ここからロードムービーになってゆく。
今回私がこの映画を導入部にして日韓関係を書く理由は、賢明なる読者はお分かりだろう。文在寅韓国大統領が、故慮武絃(ノムヒョン)大統領の秘書役時代にかけられた「核付きの朝鮮半島のワン・コリア」という催眠術にかかったまま、今日の日韓対立、米国離れを推進しているからだ。さらに文大統領の側近にいて、時期大統領候補の人物は、治安当局によると「北」のスパイと聞いた。
要するに「従北、親中、離米、反日、」が文政権の根幹である。催眠術にかかっているんだから、自国が経済的に打撃を受けることなど夢想もしてなく、米国などの同盟国から孤立するのは問題ではない。私は在韓の日本企業が工場の接収までされるのではないかと危惧している。バカにつける薬はない。
書いていても胸クソが悪くなるから、文在寅はこれで終わり。8月23日のNY株の一時700ドルの急落について触れておこう。
私のボイスメッセージ「今井澂の相場ウラ読み」はこのブログの読者はご存じだろう。
毎週土曜日の昼に送信(その前日の金曜深夜に録音)が通常だが、先々週は木、金と連夜録音した。
内容はこのブログに書いたとおり、10月24日にNYダウも日経平均も年内の底値が付き、それまでは催促相場という観方だ
早速「ウラ読み」のクライアントから質問が来た。「ここ数か月のカンカンの強気から一転して、先週のお話しでは10月24日に向けて弱気に反転した。箱田名人と催促相場の説明では納得できない。」
参りました。私は確かに先先週あたりで、中国の対米関税戦争の反撃の可能性が大きいと考え、NYダウも日経平均も戻っているが上値は予想より低めになると予想。ただ中国上層部の情報はとても取れないし、中国ウオッチャーも関税戦争激化については予想していなかった。
ただ私は北載河会議が13日に終了し、その後22日から26日まで全人代常務委員会が開催されるという情報を聞いた。また同時に習近平首席が追い込まれ、対米強硬派が主流になっている、とも。そこで一部に言われていた「レア・アース禁輸」でなく、関税による報復かもしれないと考え始めた。確信が持てなかったのでとりあえず、この夏の目標値は公表せず、秋口の下落と、底値予想に絞って、予測をこのブログに書いた。
以上グダグダと書いたが、10月24日からの上昇相場で大いに利を得ていただきたかったので、必ず最後に「私は強気です」と結論付けてきた。
私の強気は最近一段と強化された。先日日経CNBCを観ていたら、日銀出身の現役エコノミストが「100年債」を強調していた。永久債アレルギーに備えて、超長期債の発行の地ならしが始まった、とわたくしは読んだ。シメシメ。これで10月の下げで安倍政権が打つ手が読めました。私は強気です。
映画の中の歌から。井上陽水の「夢の中へ」だ。「探すことを止めた時 見つかることもよくあることで 踊りましょう
夢の中へ 行ってみたいと思いませんか?」いい歌ですね。ご一緒に踊りませんか?
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