映画「キネマの神様」と日本株長期上昇大型相場のスタート(第1077回)

90才になった山田洋二監督の最新作。志村けんを予定した主役が、沢田研二に交代。やはり志村でなければならないキャラクターなので、出来はイマイチ。

ストーリーは、酒と競馬に身を持ち崩した男の再生。昔、映画を作りかけて、残っているシナリオを孫が書き直して受賞する。こう書けば簡単だが、なぜそこまでダラクしたのか全く画かれていないのが、致命的。

日本経済と株も、この男に似ている。歴史的高値の7割。一人当たりGDPも2020年現在4万2248ドル。対米国比67%で、台湾、韓国に抜かれた。

しかし、私はここ3、4年で4万円台に回復すると確信している。理由はたびたび述べているが、再掲する。

株価の基本が企業収益であることは、論を待たない。これが①低金利②割安の円レート③法人税減税で、2020年に対し1株当たり利益をベースとしてみると2023年にはほぼ50%のアップ。

2万7000円の5割アップは4万円をこえる。

2022年4月の東証再編も株高要因だ。外国人機関投資家好みの市場になるし、何よりも建株会社が来年以降、現在の株安志向が株高希望に方向が180度回転する。

では何が、株高を明示するシグナルになるのか。

いちよし証券の高橋幸洋テクニカルアナリストによると、2万8279円だ、という。

理由は2021年8月12日の戻り高値がこの値で、これを終り値で上回ると、中長期上昇トレンドへの転換シグナルとなる。

たしかに、目先は不安材料が多い。①コロナ患者数が高水準②政界リスク③半導体不足によるトヨタショックなどなど。しかし、意外性があるものではなく、相場に織り込ずみと私は観ている。理由は8月20日の2万7013円が大底と判断しているためだ。ただし、中国株の暴落は気になるが。来週、結論を出すつもりだ。

今回はセリフ代わりに、主題歌の「うたか歌」から。

「走るにはどうやら命は長すぎて

悔やむにはどうやら命は短すぎる

諦めるにはどうやら命は長すぎて

悟るにはどうやら命は短すぎる」


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