「モンタナの目撃者」と、結構な押し目を作った恒大騒動。それに新内閣のかくし玉による超好景気。(第1081回)

主演のアンジェリーナ・ジョリーは私のお気に入りの一人。「トゥームレイダー」シリーズはとくに良かった。

今回は森林消防隊員。かつて若い隊員と若いキャンパー3人を消火活動中に死なせてしまった体験がトラウマになっている。

そこに、父親を目の前で射殺された少年を、守る必要が生まれる。そこへ2人の前に大規模な森林火災が立ちはだかる。まずおすすめできる。

今回の中国発の世界株安は恒大集団の社債利払いへの不安から発している。広範囲なところは、森林火災に似ている。

私なりの結論を出すと、この騒動は短期、しかも3~4日で(少なくとも日本は)反転、上昇に向かうだろう。

中国の当局者にとっては、来月20日のG20で、リーマンに似た危機を放置しておけない。明年の北京五輪のホスト国としてのメンツもある。

日本の場合8月20日の底値から日経平均で3800円、押し目らしい押し目がなく上昇してきた。

絶好の買い場提供といえるのではないか。

NYの方も、4兆5000億ドルもあるETFが、押し目を待っている。

下げの主因はNASDACの上げ銘柄が減少し下げ銘柄が増大すると売る機械的なテクニックによる。心配する必要はない。

マネースクエアの宮田正彦さんは私がもっとも信頼しているテクニカル・アナリストだが、こんな強気レポートを送ってくれた。

「『初押しは買い』となるか?」

「目先のスピード調整は結果的には魅力的な買い好機を提供することになりそうです。」

「日経平均は11月前半にかけて3万2000円を越える可能性があります。」

宮田さんはその根拠として、①フィボナッチ比率 ②PERの2つ。

PERの方がわかりやすい。日経平均の一株当り利益は9月17日現在2172円。PER15倍なら「3万2580円。」

テクニカルな説明はひとまずおいて、株価刺激材料もあることも指摘しておかなくてはなるまい。

第一はコロナの新規感染者数が減少していること。東京では「ミケタ」が通常化した。

恐らく新内閣が緊急事態が終了してから発表すると思うが、「GOTOキャンペーン再開」である。これが第二の好材料である。

コロナ対策予備費は10兆円、これに加えて法人税収入の予算を上回る分が3兆円もある。

第三の好材料は、我慢していた国民の願望が実需に変わること。ペントアップ・デマンドと言ってもいい。

規模は10兆円と想定される。

第2と第3も含めれば23兆円。GDPの4.5%。大好況が明年は来る、と言っても言い過ぎではない。

では悪材料はあるか。それは中国である。勿論、今回の信用不安問題では、ない。

TPPへの参加を習近平政権が言い出したことはご存知だろう。

私には、中国の設備投資の半分を占める外資の対中投資が半分になりつつある。「新冷戦」の影響であることは言う迄もないだろう。

TPPに入れば外資は、入る。恐らくジャパン・マネー狙いだろう。

菅総理が月末にワシントンに行くのは、参加させないようにクギを刺されに行くのではないか。又はNOと言わないで、うんと時間を稼ぐ手に出るのかもしれない。国営企業と私営との取り扱いはTPPにとると平等でなければならないが、中国では不可能だ。

以上、いろいろ述べたが、外国人機関投資家が、割安な日本株を再認識しつつある。私はみのりの秋を信じてゆっくり待ってゆくことにする。

 最後に。27日に発売される週刊現代に私の意見と注目銘柄が掲載されています。ご高覧下されば幸甚に存じます。


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