オミクロン・ショック」と的確に底値をズバリ指摘したテクニカル・アナリスト(第1092回)

本来なら、脱炭素の引き起こすインフレ、又はデフレからの脱却について書くつもりで先週予告した。

しかし、新型コロナ肺炎の新型「オミクロン」が南ア中心に拡大中。

そこにパウエルFRB総裁の利上げ時期の繰り上げのスピーチがあったので、日米共に「ドカ」があった。

 そこで今回はこの問題について取り上げることにした。

まず「オミクロン」について、

私は米国の方も合わせて、二つとも大した事にはならないと楽観的に考えている。

理由は次の通り、

オミクロンは早くも米ファイザー社トップが100日以内にワクチンも開発できると延べた。またここ二年の経験も役に立つ。

 パウエル発言については新しい方針でも何でもない。機関投資家の債券利回りが値下がり(債券価格は上昇)し、むしろ株が下落した為に押し目買いの為の資金が浮いたとみられる。要するに金融相場から、業績相場に移行する、いつもの現象だ。

それよりも11月26日以降発生したNYダウと日経平均の「ドカ」を的確に本質を見抜いてそれらの底値を勇気をもって予測したプラザ投資顧問の伊東秀広さんに敬意を表したい。

11月26日日経平均747円下げ、報道により「オミクロン」の悪影響が懸念された当日の夜、私は財界の大物の方がたと会食をとることになっていた。

 電話でどう見たらいい?と聞いた私に「底値は日経平均27293円の手前。月足・週足共に押さえ込みの足となっている」伊東さんは買いと述べた。

当夜、ある大物がメチャ弱気で底値が見えないという発言。

これに対して私は「日経平均27293円は割らない」と述べた。全員がほっとした顔をした事が記憶に新しい。

 たしかに底値が分かっていれば、年末の株高の高い公算は大きい。何しろ明年の景気回復は高い確率で実現する。伊東さんの発言を使うと「2021年の年足は陽線です。」

その後の展開を見れば、NYダウが大幅に下げても日経平均の下げは軽微、11月30日にNYが652$下げても12月1日の日経平均は113円上昇して、引け値は27935円。

まだ底値には届いていないじゃないかと言われる向きもあろう。しかし伊東さんが言われる底値は、万が一下げがあっても、これ以上で止まるという一つのメド。どうぞご参考にしてください。

以上今週は終わり

来週は予定通り、脱炭素の引き起こすインフレ又はデフレからの脱却について書きます。

では皆さん、good luck!

グラフ

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