「 投稿者アーカイブ:黒崎

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映画「ボーダーライン」とリスク・オンの開始

映画「ボーダーライン」の原題は「シャリオ」で暗殺者を意味する。監督は「複製された男」のドウニ・ヴィルヌーヴ。注目の新鋭だ。 テーマは麻薬戦争。若い女性FBI捜査官のケイトの目を通して、この戦いの政治的・道義的な複雑性を生々しく描いている。 導入部がまずすごい。アリゾナの荒野の一軒家にケイトが部下を率いて突入すると、壁の中に何十人もの腐乱死体。すぐ近くの物置が捜査中に爆発、部下二

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映画「雪之丞変化」と想定外の悪材料

  退院後、ドクターからは「自重しなさい」と云われているので人の集まる映画館は厳禁、ちょうどCSの日本映画チャンネルで「雪之丞変化」をやっていたので。   1963年のこの映画は「死ぬまでに観たい映画1001本」に入っているし、市川昆の傑作。長谷川一夫主演300本記念映画で、山本富士子、若尾文子、市川雷蔵、勝新太郎などスター総出演。長谷川一夫は殺された

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映画「家族はつらいよ」とヘッジファンドとクジラとの戦い

https://youtu.be/Cp4CddQWlJQ 山田洋次監督の最新作。私は「サンデーモーニング」のレギュラーだった頃TBSでお会いした。CMの間に「馬鹿」シリーズのハナ肇をほめたら、心から嬉しくそうなお顔をされて、番組が終わって名画の話に花が咲いたのを思い出す。 前作「母と暮らせば」が魂のこもったシリアスな作品だったが、今回は監督が恐らく本当にお好きなコメディ。「東京家族」の

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映画「レヴェナント 蘇りし者」とヒラリー失脚

ご存知レオナルド・ディカプリオが主演男優賞、監督のハレハンドロ・イニヤリトゥが監督賞、それに撮影傷を獲得した話題作。私は試写会で観たが、2時間40分近い長編が正直言って苦痛だった。私の評価では凡作と思う。主演男優賞のレオ様もセリフは少なく、うめき声がまあ四分の三で、演技なんてもんじゃない。 ストーリーは単純。1820年代のミズーリ州。主人公グラスは毛皮を集める探検隊のガイドで、インデ

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映画「マネー・ショート 華麗なる大逆転」と鉄鋼株の上昇

先のアカデミー賞で作品、監督など5部門でノミネートされ、脚色賞を受賞。原作はマイケル・ルイス「世紀の空売り 世界経済の破綻にかけた男たち」で、あのリーマン・ショックにつながったサブプライムという金融システムのイカサマを見抜いた四人の男の物語だ。     3年前からあの危機を予見し、カラ売りのポジションをとり続けたというのはすごい。その期間に辛抱できなか

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映画「ヘイトフル・エイト」と私の1万9000円目標

クエンティン・タランティーノの最新作で最高傑作。先日のアカデミー賞では音楽のエンニオ・モリコーネが受賞しただけだったし、作品賞、監督賞にノミネートもされなかった。バカじゃなかろか。タランティノが自分のスタイルを極めた作品なのに。 https://youtu.be/5WJA3qPjU1w 西部劇であり本格密室ミステリーでもある。セリフの切れ味、映像の美しさ、そしてストーリーの展開では「ウ

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映画「ディーパンの闘い」と円高・株安のHF仕掛け

第68回カンヌ映画祭で最高賞を獲得した秀作。難民が滞在を許可されたのちに文化や環境、言語の違いで直面する差別やアツレキ。そこから発生する暴力的破壊を取り上げている。監督は「真夜中のピアニスト」のジャック・オディアール。 https://youtu.be/18U34kIZu38 26年間も続いたスリランカ内戦の「タミル解放の虎」の兵士で、政府軍との戦闘で妻子を失ったディーパンは赤の他人を

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