「 有料記事 」 一覧

【上級者向き】日米とも値がさ銘柄の動きに変調、FOMC前に利益確定か

大口投資家が利益確定に動いた公算大 堅調を維持していた米国株に変調が見える。個人投資家協会会員向けの月イチレターにも書いたが、先駆株に利益確定の動きが急に広がっており、週末の米国市場でFANG(ファング=フェイスブック、アマゾン、アップル、グーグルの頭文字)と呼ばれるIT系値がさ人気株にまとまった売りが出て急落、一方で金融株が買われるという妙な動きがあったため、ダウは3日連騰して史上最高値を更新

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【上級者向き】まだ上昇余地を残すも、ハイテクには天井感

中期サイクルはなお上向き、予想PERはまだ14倍 1か月前、日経225は2万円を目前に目先天井となったが約1か月の揉み合いの後2万円台に乗せてきた。4月17日が中期サイクルの安値だったこと、15年12月の高値を明確に超えたことで、現在は中期サイクルの天井に向かう途中である公算が強い。過去1か月で特筆すべきは、ドル円が114円から110円に低下する中で株価が上値を取ってきたこと。すなわち(一時的な

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【上級者向き】小池百合子氏、仕掛けのタイミングを逃したかも

豊洲移転をギリギリまで引き延ばす作戦が裏目に 滅多に競馬など見ないという人も先月末のダービーを見た人も結構いるだろう。実は日本の競馬は今では世界的トップクラスであり、金にあかせた賞金、高額種馬の買い付けに留まらず評価が上がっている。そこで一昨年有力騎手だった仏ルメール、伊デムーロの二人が日本語で受験してJRA騎手免許を取得、高額賞金レースを中心に勝ち捲っている。 先日のダービーではルメール

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【上級者向き】2万円乗せが実現した二つの理由

雇用ひっ迫によるデフレ脱却予想に収益予想の更新が重なった 6月に月替わりした途端、株価は連日の大幅高となり、 日経225は2万円大台回復 どころか一気に2年前の高値に迫る20239円まで上昇する場面 があった。為替が若干 円高方向だったにも拘わらず株価が急伸したことに意外感を持つ人 も多かったと思 うが、筆者はそれまでのもたつきの方が異様であり、 ファンダメンタルズの改善に

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【中・上級者向き】 投資の羅針盤 惑わされずに「投資の鉄人」になろう

個人投資家にとっての長期・分散投資の重要性とその実行に当たっての要諦を説いた「投資の鉄人」(日本経済新聞出版社・2017年4月刊)を紹介したい。 この本は書店にあまた飾られている投資の指南書とは一線を画し、証券投資で個人がしてはいけないことを具体的に示してくれている。「罠」にはまらないために「してはいけない」ことからのアプローチには希少価値があり、真に「投資の知恵を身につけることができる」一

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【上級者向き】今度こそ本物、デフレ脱却への助走となる求人倍率1.48倍

雇用環境は今後一段と逼迫、賃金上昇は不可避に 昨日発表された4月の有効求人倍率は1.48倍となり、平成バブル期のピークを越えて1974年2月以来の高水準となった。全都道府県で1倍を超えたので、人手不足が全国的に拡大しつつあるのは事実だが、その事情は大都市圏と地方では極端に差がある。 東京は2.07倍で、選り好みしなければ仕事はいくらでもある。若者がブラック企業に引っかかったと気が付いたら即

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【上級者向き】何が何でも憲法改正に持ち込みたい安倍首相

前川前次官の発言に信ぴょう性あり そばが好き かけでも もりとも 安倍総理 安倍晋三氏は、お坊ちゃん育ちで脇が甘いと言われても仕方ない。職務上の必要、あるいは政治的志向が「そば」にある知人や友人関係ができた人物を、必要以上に深く信頼し、彼に仕事を任せたり、自分の裁量を働かせて手厚い恩恵を与えたくなってしまう性格なのかもしれない。だが、個人商店ならともかく、今の仕事はGDP500兆円の大国の運営

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