「 有料記事 」 一覧

バフェット氏初の本格的日本株投資は商社株、お次は?

彼の投資会社の検討リストに日本株が加わった 投資の名人として定評のあるウォーレン・バフェット氏だが、これまで日本株投資には慎重で、08年の東芝タンガロイの非公開化の際に買収した例しか知らない。それに比べると今回の総合商社5社を全部発行株数の5%ずつ買い付けるという報道にはインパクトがあった。しかし、筆者は、存命中にバフェット氏が買うかどうかの確信は持てなかったが、バリュー株投資を行う

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米国株の新型コロナバブルは歴然、暴落が目前に迫る

欲ボケした大衆投資家の大量参入が押し上げる 筆者は投資の初心者向けセミナーでは、冒頭に「短期・人気・不勉強」の三悪追放の重要性について語るようにしている。株式投資は、よほどの災難に見舞われない限り長期的には各種の金融資産の中でもトップクラスの投資リターンが上がることが確認されている。それなのに日本では「株式投資は危険だ、大損するぞ」という言葉が普通に語られ、実際、その言葉は半分以

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自社株買いは株主還元ではなく、「企業エゴ」か。

  上場企業が税金を支払った後に残った純利益や、過去の利益の蓄積の一部を株主に返す(還元する)方法には、「配当」と「自社株買い」の2つがある。 なぜ自社株買いが還元策となるかというと、株式を買い戻すと1株当たりの利益が増え、その結果として株価の値上がりや将来の増配に繋がるからである。 しかし「自社株買いは株価にも配当にも貢献していない」という否定論も見られる。株主還元と

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突然の安倍退陣、後継者には若者への教育投資増を望む

「数の横暴」に依存し過ぎた安倍政権 ある政治学者がこう言った。「神様と民主主義はどちらも人々からあがめられるが、未だかつてその姿を見た者はいない」。全くその通りで、民主主義を標榜していても現実には独裁政権だったり、選挙が公正でも投票が誤解や宣伝工作に誘導された結果である場合も多い。民主主義の長所は、多様な意見が均一の権利を持つ有権者の前に提示され、投票にて多数決により公正に決定さ

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米大統領選挙は火星の逆行の最中、中傷合戦の公算大

典型的なバブル相場のパターン、結果は悲惨なものに 大幅な株式分割が絡んでいたとはいえ、直近のアップル(4分割)とテスラ(5分割)の急騰には驚かされた。過去1か月では両者ともには35%高だが単なる偶然とは思わない。通常、株式分割の際には1割程度株価が上がるというのが経験則だが、まだ新顔の時価総額の小さい企業ならいざ知らず、すでに多くの投資家のポートフォリオに入っている巨大銘柄が大幅

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幸田昌則の不動産耳より情報<2020年9月号>

ここだけ読んでも役に立つ 今月のポイント 1.データは、コロナ前の調査だが、土地を有利な資産と考える人は減少している。 2.コロナによるテレワークの増加や人員削減で、オフィスの空室がじりじり増加。 3.新築マンションは、価格の高騰で売れ行きが悪く、供給戸数が激減している。 最近の話題 昔、政治の世界では「一寸先は闇」と言われた時代があった。今回のコロナ禍による実体経済の

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株式は財政破綻に有効か

2020/08/25 | 上級, 有料記事

 財務省のホームページに一般会計の歳出と税収の推移を示したグラフがある。時の経過とともに徐々に差が広がっていることから、「ワニの口」と呼ばれている。それが2020年度は歳出があまりに増えてワニの上あごが外れ、素人目にも「どうなるのか」と心配させる状態だ。財政破綻を懸念するのならば、資産保全には株式投資が有効と語るエコノミストもいるが、本当なのだろうか。  財政破綻や国債暴落は日本のバブル崩壊後に

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