「 有料記事 」 一覧

幸田昌則の不動産耳より情報<2020年7月号>

ここだけ読んでも役に立つ 今月のポイント 1.Jリートの価格推移を見れば、不動産市場の動向がよくわかる。 2.価格上昇が続いていた中古マンションだが、コロナ後は1〜2割下落している。 3.外出の自粛でネット販売が増加し、物流施設の空室率は一段と下がっている。 最近の話題 第2次安倍政権の誕生後、長引くデフレからの脱却を目指して、日銀と政府による異次元の金融緩和と超低金利

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まだトランプ落選の確率を織り込んでいない米国株価

落選すれば22年から法人税と富裕層の税率は大幅アップ必至 警官による黒人暴行殺人?事件以来、トランプ氏への信認は大きく失墜した。本来共和党の堅固な支持層であった富裕者層、退役軍人などからも離反者が続出し、元政府首脳メンバーからも次々と罵声に近い批判が浴びせられている。19日には久々の選挙集会が挙行されたが、収容1.9万人の会場に応募が100万人あったのに、実際の来場者は7千人弱、

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米国と中国、やがて灰色のサイが暴れ出す

金融緩和してもその後の成長に繋がらなければ意味がない 金融緩和は果たして経済成長率の引き上げに貢献するか。半分イエス、半分ノーというのが筆者の答えだ。経済が悪化し、潜在成長率から想定されるトレンドから大きく下振れしている場合、元のトレンドに接近するところまでは効果があるだろう。借金に依存している企業や消費者は、金利負担が減少し、資金が借りやすくなるから、その分投資や消費が増える。

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コロナには安心材料出たが、米国の下げは一段の深刻化を予想

NYダウCFDが先週末終値から東証大引け前に1100ドル安に 先週の米国主要3指数の週足チャートを確認してほしい。全てが完全ではないが、前の週の大陽線のより高値で寄り、より安値で引ける大型の「陰の包み足」である。天井圏でこれが出たらオシマイ。これは3月安値を付けた週の「陽の包み足」の正反対で、それがしばらく安値無用の上げを暗示したのと同様に、今後の尋常でない弱さを暗示するものであ

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FOMCを機に情勢一変、実勢悪を直視する相場に転じる

強気筋のSQ高値決済の目論見は目前で水の泡に えてして相場とはこういうものだ。日経225は23000円台を回復し、10日までの動きを見る限り「悪材料に眼をふさぎ、金融緩和と今後の回復を先取りする」戦略を採っていた投機筋の勝利はほとんど確実と思えた。だが一方で、実勢悪からドル安債券高に賭ける一派も反撃を開始、ドル円相場は8日の20時頃109.4円付近から急落し、30時間後には107

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現在は楽観が行き過ぎ、遠からず反動が来る

経済活動再開を好感、弱気筋の締め上げで投機筋が大攻勢 世界の株式市場は3月20日頃を安値に軒並み急反発しており、この75日でNYダウは46%、日経225も40%の記録的な急騰となっている。主要国のコロナ禍第一波の峠は越えており、目下は市民活動の再開に慎重だったニューヨーク市も復帰しており、気分的には楽観的に向かいやすい。しかしこれは過剰に弱気に振れた心理の揺り戻しに過ぎず、早晩こ

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いまこそ日本人になりたい外国人を受け入れ、“真の開国”で豊かな経済成長を。

  少子高齢化の一途をたどる日本にあって、今後の経済成長を決定づけるのが移民政策である。 イノベーションに欠かせない豊かな高度人材をおおいに呼び込む移民政策の成功によって持続的な経済成長を手に入れた国には、シンガポール、カナダ、オーストラリアなどが挙げられる。片や、低賃金の単純労働者を大量に呼び込んだ欧州諸国やアブダビなどの中東諸国は、同化は進まず、彼らの処遇が深刻な

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