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米株新高値に大幅円安、ウイルス禍は中国で鎮静方向、なのに伸び悩む

おそらく外国投機筋のTOPIX先物売りが続いている ここ2週間でNT倍率は13.703から14.022に大きく上昇している。言い換えるとこの間225がTOPIXより540円分ほど強く推移していた。最大の理由は先物市場で外国人の大規模な225買い・TOPIX売りが執行されていること。先週は952億円買い・1450億円売りとなっていたが今週もほぼ同様と見られる。 前回書いたように投機筋が2

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3月一杯で新型ウイルス禍は一段落と予想

春になれば風邪もインフルエンザも流行が止まる 新型コロナウイルスは週末に国内での二次感染以降の患者があちこちで確認されたが、その中には筆者が昨日会食していた人の知人も含まれていたから、もはや他人事のレベルではない。直観的には日本国内に未発症感染者は千人以上いると思う。2-3年もすればほぼ全国民が接触し、そのうち1-2%が発病するが、人間側でも免疫が装備されてくるため、4-5年後はおそらく普通

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新型コロナ、我々の真の敵は無知と愚か者の過剰反応

10-12月期決算は意外に健闘していたとの見方を再確認 本日で225銘柄の決算は223社が終了、ほぼ完了した。四半期利益合計は5兆8143億円・前年比18.1%減で、この数字だけ見ると不振だったということになるが、消費税率引き上げの反動減が一番大きく出る時期で、この期の鉱工業生産が6.3%減っていたという事情と、大型の減損処理を敢行した企業が多かったこと、ソフトバンクグループ(SBG)の低迷

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上昇余地残すも、リスク要因が顕在化

中国景気リスク、トランプ敗北リスクを警戒すべき段階に 前回は「破断界」という言葉を用いて状況が急激に変化する局面が接近しているので、警戒姿勢を強めるよう書いた。念頭に置くべきリスクとは、中国の金融崩壊から急激な景気後退に至るリスクであり、もう一つは米国大統領選挙でトランプ氏が負けることである。なぜなら民主党候補は全員公約に大幅な増税を掲げており、誰が勝っても18年から実施された大幅な法人減税

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週明けの株価がいつも安いのはどうして

それはね、週末の前週末の米国株がいつも安いからだよ 新型コロナウイルスの死者が900人超となったが、死者は武漢周辺に集中しており、その他の地域で死んだ人はごくわずかである。現時点で、厳密な新型ウイルス感染の厳格な判定を実施しているのは武漢市中心部と日本のごく一部だけで、これを前提におおまかな病勢の広がりの現状を推測してみたい。 中国疾病予防センターは12月中旬時点でヒトからヒトへの感染

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米民主党代表レース、ダークホース浮上で面白くなった

アイオワ州は中道派若手のブティジェッジ氏が勝利 今年最大の注目点である大統領選挙で、最初のヤマ場となる民主党アイオワ州集会は、下馬評では4番手と見られていたブティジェッジ氏が微差でサンダース氏を抑え、勝利した模様である。集計ソフトに深刻なトラブルがあったため再集計されるらしいが、十分時間を掛けて出された結果なので逆転の可能性は低いだろう。 筆者は過去30年余りアンチ共和党である。基本的

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新型コロナウイルス、5年後には普通の風邪の扱いとなろう

新たなウイルスが誕生するのは不可抗力、知恵を絞ってやり過ごすしかない 本日も日本のメディアは新型コロナ一色である。幸いなことにこのウイルスは伝染力も病原性も激烈なものではなく、感染者・死亡者とも原発地の武漢周辺に集中しているおかげで、日本国内への影響は最小限に抑えられている。再び幸いなことに、コロナウイルスについてはSARS、MARSのおかげでかなり研究が進んでおり、生態や振る舞い方が類似し

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