「 有料記事 」 一覧
【中・上級者向き】「脆弱な日本の年金制度に個人はどう対処するか」
世界各国で高齢化への対応が課題となっている。どの国も年金給付の適正化に苦慮し、 年金財政の維持に腐心している。 このような状況下で、各国の年金制度を総合的に評価づけする画期的な国際比較指標 「マーサー・メルボルン・グローバル年金指数ランキング(MMGPI)」 が注目されてい る。(図 1) くわしくは後述するが、この MMGPI は各国の年金制度を「十分性(Ade
平成の30年、最下位は空運株
5月1日の新天皇の即位で年号が「令和」に変わる。平成の30年間が株式相場にとってどんな時代だったかを振り返ると、平成元年(1989年)末に日経平均株価が過去最高値を付けた後、歴史的な調整を余儀なくされ、復活も道半ばといわざるをえない。東証業種別株価指数(33業種)では精密機器が最も値上がりした一方、空運業が最悪のパフォーマンスを記録した。 日経平均の最高値は3万8915円87銭で、バブル崩壊
【上級者向き】分の悪いオッズ、不人気割安株だけ買ってよし
2019/04/12 | マーケットEye, 有料記事 マーケットインサイト, 木村喜由
今後下落するリスクの高い銘柄ばかり上がっている 12日現在、日経225は12月安値を付けて以来の戻り高値を更新している。だがその内容は非常に偏っており、昨年末比で9.27%上昇に対して225寄与度上位10銘柄は15.7%、上げ幅1856円に対し1037円を占めている。かといって裁定取引や225型ETFが中心というわけではなく、ヘッジファンドが225インデックスの吊り上げを画策して動いている風に見