「 有料記事 」 一覧

【上級者向き】10-12月期は前年比3割減益、想定超える急悪化

1-3月の大幅悪化を見込む企業が多い 決算発表が急ピッチで進んでおり、225銘柄は週末時点で時価総額の43.0%が発表済みとなっている。今回対象となった10-12月期に限れば、純利益合計は27973億円、前年同期比で29.9%の減益となっていた。筆者自身もそうだが、前年比で3割減益と聞いて驚いた人が多いのではないか。 この期のドル円は3か月平均で112.8円。前年比でほとんど横ばい。グロー

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【上級者向き】電機・機械に業績悪化の兆候、数量減と人件費高が痛い

1-3月の大幅悪化を見込む企業が多い 225銘柄のうち本日発表があったのは4社、30日は17社、31日は42社、1日は18社ある。週末時点では92社が発表を終え、時価総額が大きい輸出産業や商社の比重が高いため、全体のほぼ半分が完了となり10-12月期の概要はほぼ固まることになる。 現時点で確認できた範囲では、電機部品、機械、自動車部品などにかなりの減額修正が生じている。発表を終えた15社の

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【上級者向き】仮想通貨は終わったのか

2019/01/25 | 有料記事

 米情報サイトのコインデスクによると、ビットコイン(BTC)の史上最高値は2017年12月17日に記録した1ビットコイン=19870ドルだった。約1年後の2018年12月16日には84.2%安の3136ドルまで下落し、今年に入ってやや戻している。「終わった」との見方もあるが、復活を予想する声もある。  ビットコインは日本円では高値が1ビットコイン=230万円強、その後の安値が35万4000円とな

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【上級者向き】来週は一気に決算発表がピークを迎える

投資家、企業の本音が現れる決算発表シーズン到来 商いが膨らまない。今週は4日連続で売買代金2兆円割れ。だが今週は外国人が1千億円台の売り越しになると見られる中で持ち堪えており、内容は悪くない。外国人同士が超高速取引でキャッチボールしているだけで膨らんだ出来高など、ほとんど意味がない。リアルでガッツのある投資家が参入しているかどうかにだけ注目しておけばよい。 ガッツのある人の話を2つ。まず村

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【上級者向き】外交交渉が相次ぐ、米国リードの展開に

米朝会談はハノイとなる模様、タイミングは米中貿易期限の直前 2回目の米朝首脳会談が2月下旬に開かれる見通しである。会合地は北朝鮮に好意的で移動距離も比較的短いということで、ハノイが本命だろう。ベトナムと北朝鮮は軍事や政治システムで旧ソビエトに大きく依存してきた伝統があり、幹部同士の交流が長い。一方中国とは経済面での取引は活発だが、79年の中越戦争で中国軍5万人、ベトナム軍3万人の死者が出る激戦を

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【上級者向き】外国人の大量売りさえなければ戻れる相場

自然体で株式市場に流入する巨額の余剰資金が存在する 大発会こそ大幅安だったが、その後の2週間でTOPIXは5.87%の急反発。外国人は先週までの2週間で2653億円の売り越しだったが、今週は小幅買い越しだろう。海外株式もドル円も堅調だったせいもあるが、バリュエーション面の割安感は歴然で、外国人の大幅売り越しがないならこの程度の戻りは当然だ。 中期サイクル(平均17週)が強気、つまり4-6月

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【上級者向き】2026年国連大改革の夢

ロシアと中国が常任理事国から排除される?? 国際連合の英訳をご存じだろうか。United Nationsである。これは第二次大戦時にF・ルーズベルト大統領が日独伊の「枢軸国」に対し26か国が共同して戦う「連合国」という意味で考案し現在まで用いられている。戦後日本の進駐軍はもっぱら米国軍と思われているが、連合国の信託により米国が業務代行していたものである。GHQと呼ばれるが和訳すると連合国軍最高司

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