「 上級 」 一覧

大波乱の秋、誤解と扇動に惑わされるな

高市トレードは名前だけ、実態は投機筋の策動買い 自民党総裁選後、高市トレードという言葉が喧伝され円安・株高となったが、その実態は例によってSQに向けてマクロ系ヘッジファンドの動きにCTA(商品先物投資顧問)系のヘッジファンドの策動的な売買が重なったためである。相場の方向は前者が決め、後者が投機的に値動きを拡大させ、追随あるいはロスカットの動きを誘発させたものである。225先物と、寄与度の高い

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映画「フィールド・オブ・ドリームス」と、米軍800人のトップ招集。自民党新総裁に欠けているもの

2025・10・12(第1294回) <アマゾンより> NHKの衛星放送で上映した。ファンタジー映画として、私が大好きな作品。1989年作品。 アイオワ州の片田舎で農場を営むレイ・キンセラ(ケビン・コスナー)は、ある日の夕方、畑で謎の声を聞く。「それを作れば、彼がやって来る」。そしてトウモロコシ畑に野球場の幻を見せる。周囲はバカにするが、妻と二人で意に介さない。

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AI活用で株式銘柄分析をするGPTs(ベータ版)をリリース

最新のAI技術を活用し、株式銘柄の分析をスピーディーかつ分かりやすく行えるGPTsを公開しました(ベータ版)。銘柄コードを入力するだけで、財務指標や成長シナリオ、リスク要因などを自動で整理し、投資判断の参考に役立つ情報を提供します。 従来の手作業による情報収集に比べ、効率的に多角的な分析が可能に。投資の新しいサポートツールとしてぜひお試しください。 まだベータ版のため、機能については

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再び「国宝」ドローン大革命、そして関連銘柄

2025・10・5(第1293回) <アマゾンより> 「国宝」の大ヒットが方々で話題になっている。歌舞伎の世界という最も古典的な世界での大ヒット。興業の着想の革命といつてもいい。 いま、世界の国防産業に大革命が起きている。 「驚異的なドローン革命」という論文がくわしい(フオーリンアフヤーズNo.9 2025)。ドローンはいまや、かつて戦争の生命線だった砲弾にとって

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藤沢周平「用心棒日月抄」とトランプのディープステートに寝返ったこと。そしてインフレの高まる足音.日銀のETF売りへの対策

2025・9・28(第1292回) 本当は真夏にこの「用心棒日月抄」はとり上げたくなかった。この傑作は、赤穂四十七士の討入りのウラ話が入っているからだ。内匠頭切腹の3月か討入りの12月がいいのだが。やはり九〇をすぎると、余命が少ない。ご勘弁を。 ① 「用心棒日月抄」は傑作どころか時代物としては「大々傑作である」シリーズとなっていて、②孤剣、③刺客、④凶刃になっていて、第一部

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映画「真夏の方程式」とポスト石破、そしてトランプ2.0の行く末

2025・9・21(第1291回) <アマゾンより> ご存知、福山雅治が活躍するガリレオシリーズの一角。 相手役は吉高由里子じゃなくて柴咲コウの方がいい。怒った顔がカワイイ――余分なことだが――。 <アマゾンより> 必ず湯川は、解答を出す前に何かむずかしい方程式を(どこにでも)書く。今回の石破退陣も同じで、中途は「私は退陣しない」と主張していた。

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9月SQは人為的高値、反動に注意

世界景気は悪化方向なのに投機筋のお祭りはなお続いている 4月中旬までの金星逆行の期間は大変動が起きやすいため要注意と指摘したが、実際にその通りの大波乱となった。基本シナリオではそのまま米国は調整入りすると見たが、実際には日米とも9月前半にかけ記録的な急上昇が演じられ、5か月間に安値起点からNASDAQは50%、225は45%、TOPIX41%の史上まれにみる急騰となった。生成AI祭りがまだ続

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