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金融商品化した「金」の安全神話は崩れるか

  1971年8月15日、米国は金1トロイオンス(約31.1グラム)=35ドルという固定比率による米ドルと金の兌換を停止した。ニクソン・ショックである。それ以来、金の市場価格はほぼ一貫して上昇を続けてきた。 特に2020年のパンデミック後に世界各国がおこなった「未曾有の金融緩和」以降は、市場全体に資金が流入して金ETFへの機関投資家マネーが急増し、金価格は新しいステージに入っ

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基本の話by前田昌孝(第52回、お金の流れを変えるもの)

「貯蓄から投資へ」は長年、証券界のスローガンでしたが、なかなか進みませんでした。ところがここ数年、個人マネーの流れを見ますと、銀行預金への流入よりも投資信託への流入のほうが多くなり、個人金融資産に占める預金の割合が50%を割りました。変化のきっかけは何でしょうか。また今後、どんな変化が予想されるのでしょうか。 銀行預金よりも投信へ  個人マネーがどこに向かっているかは日銀が四半期ごと

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ポスト・イラン戦争を視野に、米景気後退を警戒

最初にイラン戦争ここまでのおさらい 23年10月のハマスの大襲撃以来、イスラエルは恒例の10倍返しの反撃(再度の攻撃を思い止まらせる意図)に出ている。ハマス本拠のガザ、ヒズボラ本拠のレバノン、フーシ派本拠のイエメンに大打撃を与え、25年6月はイランに巨大爆弾を落として核施設を破壊、政府と革命防衛隊首脳47名を暗殺した。昨年末、イラン国内では従順だった一般市民も含めた大抗議デモが起きたが、革命

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介護保険は現物給付から金銭給付へ~応能負担と自由介護の拡大で再構築せよ 

  わが国の介護保険制度は、人口構造の崩壊によって「必ず破綻方向に向かう構造」にあると言っても過言ではない。 2027年度の制度見直しを控え、この危機を打開すべく、厚労相の諮問機関である社会保障審議会・介護保険部会が昨年12月に見直しに向けた意見書を提出した。 ところが、この意見書の提案内容は、現行制度の小手先の改変に留まり、抜本的な制度改革とは到底評価できないものであ

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基本の話by前田昌孝(第51回、NISA貧乏どうすれば)

「NISA貧乏」という言葉をよく聞くようになりました。将来に向けての資産形成のために、少額投資非課税制度(NISA)を利用しての投資信託への積み立て投資に取り組むのはいいとして、毎月の積立額の設定が多すぎて、日々の暮らしが圧迫されていることを意味しています。ただ、毎月の積立額を減らせば解決するというものでもありません。NISA貧乏を乗り越えられる方法はあるのでしょうか。 家計の黒字は38%

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【3/23〜3/27】日本株 週間見通し(注目材料とセクター)

次週の日本株市場について、主要なリスクと注目点を整理してお伝えします。地政学的な緊張や米国の金融政策観測が相場の重しになっており、短期的なボラティリティ継続に注意が必要です。個別銘柄の需給や決算に伴う連鎖安にも留意しておきたい局面です。 ※AI分析を使った市況分析と情報まとめの投稿になります。 1) 先週までの概況 日経平均は終値で53,372.53円と報告されていますが、報道の通り大幅下落や急変

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【3/16〜3/20】日本株 週間見通し(注目材料とセクター)

ここ数日の相場は地政学リスクや海外勢の売りが重しとなり乱高下が続いています。日経平均の終値は53,819.61円、為替はドル円が159.72円、米10年金利は4.27%、原油(WTI)は94.65ドルといった水準が示されています。今週は重要な政策会合が重なり、短期の変動性に注意が必要です。 ※AI分析を使った市況分析と情報まとめの投稿になります。 1) 先週までの概況 先週は地政学リスクの高まりを

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