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コロナ禍下で露呈した医療サービス産業の 設備投資不足と集約化の遅れ
日本の医療インフラはこれまで世界トップレベルと考えられてきたが、今回のコロナ禍は、容赦なくその構造的な欠陥を露呈した。 中国武漢市で第1例の新型コロナウイルス(COVID-19)の感染者が報告されたのは2019年12月。わずか数か月の後にはパンデミックと言われる世界的な大流行となり、わが国では2020年1月15日に最初の感染者が確認されて、3月以降急増した。 感染が拡大して罹患患者が増
日本の医療インフラはこれまで世界トップレベルと考えられてきたが、今回のコロナ禍は、容赦なくその構造的な欠陥を露呈した。 中国武漢市で第1例の新型コロナウイルス(COVID-19)の感染者が報告されたのは2019年12月。わずか数か月の後にはパンデミックと言われる世界的な大流行となり、わが国では2020年1月15日に最初の感染者が確認されて、3月以降急増した。 感染が拡大して罹患患者が増