「 有料記事 」 一覧

イノベーションを支援するために 未上場株式・私募投資信託(ヘッジファンド)への投資を促進しよう

日本人の金融資産残高がコロナ禍下で大幅に増加している。コロナ対策の財政支出増大と個人消費縮小が重なったことが要因であり、なかでも純資産1億円以上の富裕層の金融資産の増勢に弾みがついている。 この個人金融資産をベンチャー企業、ことにユニコーンと称される大型ベンチャーへの投資に振り向けることができたら、日本の未来への成長を力強く促進することができる。公共政策として重要視されるべきではないだろうか

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日本だけ乱高下の原因は海外投機筋、無視してよい

リスクパリティー戦略とハイリスク銘柄愛好組が時間差攻撃 FOMCの直前から海外投機筋の動きが活発となっており、日ごとのインデックス別あるいは銘柄群別の変動及びその格差が激しくなっている。筆者の目からはそこにきちんとした理屈は存在しておらず、複数のデイトレード系の投機筋が、相手方の裏をかくような動きを日替わりで行っているのが原因だと見ている。わざと相手の裏をかこうとしているので、真面目に考える

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なぜか金利が上がらない

2021/06/27 | 上級, 有料記事

2021年に入り、株式市場にはインフレ懸念がこびりついている。新型コロナウイルスの影響が薄れるにつれ、経済活動が正常化し、棚上げされた需要(ペントアップデマンド)が集中的に出てくる可能性があるからだ。しかし、日米ともに金利の上昇懸念がなぜか薄れている。市場のシグナルは読み取りにくい。 株価と企業業績との関係が直線上にないように、金利と物価動向との関係も直線上にはない。世界の投資家が最も注目し

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ミーム銘柄って何だ?

ネットを介して広がるしゃれた言葉やアイデアが語源 米国株式市場で、最近非常に存在感、重要性を増している一群がMeme(ミーム)と呼ばれる銘柄である。Wikipedia によれば、ミームとはインターネットを介して一風変わった面白いアイデアや表現が、模倣により急速に拡大する現象、もしくは模倣される行動や概念を指すらしい。単純に言えば、ネットで広がった流行語とか、若い子たちが指でハートマークを作っ

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インフレ予想を巡って大激戦、波乱含み

今のところ楽観派が市場をリードしているが 世界的に見ると新型コロナ禍は終盤戦に入ったようだ。欧米ではワクチン接種率の増加と並行して新規感染者数、死者数とも急速に低下している。行動制限は段階的に解除され、マスク着用義務も解除されつつある。米国は7月4日の独立記念日にはバイデン氏が勝利宣言をするだろうし、東京五輪は人数制限付きで観客を入れる公算が強い。4月から急速に蔓延したインドも最悪期を脱して

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FRBの方針変更もなんのその、やる気満々の米国投機筋

ドル高で金価格が急落、インフレは起きないと言いつのって投機株に殺到 16日のFOMCでFRBがスタンスをやや引き締め方向にシフトさせることはほとんどの市場参加者が想定していたことだ。5月の消費者物価CPIが前年比5%も上昇し、足元でも原油価格が70ドル強に続伸、雇用環境も目に見えて改善している。慎重だったパウエル議長もこれを認めている。 17人のFOMC委員による、毎年末のFFレート予

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電気自動車シフト、下手に急ぐと破滅するリスク大

日本経済が復活するためには、情熱と危機感を持った若者が必要 日本が繁栄を続けるためには、工業生産で世界の最先端を走り続ける必要がある。平たく言えば、国内でも世界でも高い値段で買ってもらえる工業製品をコンスタントに作っていけるかということである。だがこれはなかなか難しい問題である。 まず統計を確認しておく。経産省が2年前纏めたものづくり産業のレポートでは工業国上位4か国は米中日独である。

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