「 有料記事 」 一覧
【上級者向き】世界に忍び寄る景気後退
米中貿易摩擦が泥沼化し、世界経済の腰折れ懸念が強まっている。8月14日には米国市場で2年物国債利回りが10年物国債を上回る「逆イールド」が起き、市場参加者は「景気後退の前兆」と警戒感を高めた。米国の個人消費はなお堅調にみえるが、世界の銀行株が一段と下落するなど不気味なシグナルも出ている。世界の投資マネーは「安全」を求めて先進国国債、円、金などに走っている。 米国では3カ月物国債と10年物
【上級者向き】債券バブルはほぼ限界、日本株の下値余地乏しい
2019/08/12 | マーケットEye, 有料記事 マーケットインサイト, 木村喜由
投機筋のリスクオフシナリオ継続、あおりを受けて円高・株安に 6月3日がTOPIX中期サイクルの底だったなら次の底は9月後半から11月に到来する可能性が高いはずだった。しかし8月6日までの急落でこの安値を下回ったためサイクル解釈の再検討が必要になっている。とりあえず3つの結論がありうる。 1.前のサイクルがまだ継続中で、現在底値形成中である。2.すでに新サイクルに入っているが非常に弱気で、1