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【初・中級者向き】映画「ビリーブと日本電産ショックがなかったわけ
2019/01/20 | マーケットEye, 無料記事 今井澂, 今井澂のシネマノミクス
85歳の今なお現役の最高裁判事であるルース・ギンズワークさんが、一挙に有名になった裁判を取り上げた映画だが。副題の「未来への大逆転」が示すように男女の差別の公平化が決まった裁判で、主人公のルースの5分以上の熱弁をふるった場面がヤマ場になっている。 時代は1956年。主人公は名門ハーバード大法科大学院に入学する。当時500人の生徒のうち女性は9人で、女性トイレさえなかった。1970年代に入っても、
【初・中級者向き】映画「蜘蛛の巣を払う女」と2019年の好悪材料
2019/01/14 | マーケットEye, 無料記事 今井澂, 今井澂のシネマノミクス
スエーデンで2005年に出版され、世界で9900万部を売った超ベストセラーの映画化だ。本国では2009年に三部作として映画化され、2年後ハリウッドで「ドラゴン・タトゥーの女」としてデビッド・フィンチャー監督で第一部を映画化した。今回は第四部の映画化で、「ドント・ブリーズ」の監督が起用された。 何と言ってもこの原作の魅力は女主人公のリスベットだろう。スエ―デン版ではノオミ・ラパス、ハリウッド版では
【上級者向き】当面戻り歩調も、米中関係悪化は必至、深追い禁物
2019/01/11 | マーケットEye, 有料記事 マーケットインサイト, 木村喜由
中期サイクルは底入れ、だが米国の対中攻撃姿勢は一段と強まるだろう 昨年末の株価急落は「米中貿易摩擦が悪化して世界経済が不況に陥り、FRBは利上げを停止するばかりかいずれ利下げに踏み切る」というシナリオを振りかざした、グローバルマクロ型のヘッジファンドによる債券買い・株式売り・ドル売りの大攻勢が主因であり、そこに超高速取引の参加者が乗ってきたために、12月相場としては米国では大恐慌以来の下落率とい