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【上級者向き】多分この下げは買い場、大崩れの公算低い
2017/04/12 | マーケットEye, 有料記事 マーケットインサイト, 木村喜由
投資家の大局観が真っ二つに割れている 3月のFOMCでは0.25%の利上げが決定されたが、その後はドル安傾向となり、債券が買われ株式が売られる状況が続いている。経済実勢に特段の悪い変化は見られないが、オバマケア改廃法案に失敗したことでトランプ政権の掲げていた大幅減税や景気刺激策全般の実現性が大きく後退したことに加え、直近ではシリアの毒ガス兵器使用に対する米国のミサイル攻撃が地政学的リスクの高まり
【初~上級者向き】 個別開示で投資リターンは向上するか
スチュワードシップ・コード(機関投資家の行動指針)を議論してきた金融庁の有識者検討会(座長=神作裕之・東京大学大学院法学政治学研究科教授)は3月22日、同コードの改定案をまとめた。①議決権行使結果の個別開示②パッシブ運用の投資家の役割強化③機関投資家のガバナンス体制の整備――などが柱だ。投資リターンの向上につながるだろうか。 現在、機関投資家の多くは株主総会での議決権行使結果を、議案の主な種