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無理やりの円高、米利上げ予想復活で逆方向へ

木村喜由のマーケットインサイト 日本個人投資家協会 理事 木村 喜由 ドル売り仕掛けで米株高、日本株安を演出 ドル円相場は7日夜一時107.7円まで下落、日経225先物は15325円まで売り込まれ、2月12日安値に接近した。TOPIXは3月中ほとんど1300台後半で推移していたが、月末から下落に転じ約10%下落した。2月からの上げ幅の4分の3を失った格好である。依然として海外の国富ファン

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気になるチャート
外国人は日本株を見放そうとしている?

ジャイコミ編集部 気になるチャートをチェックしてみようというこのコーナー。 今日、東証から投資主体別の売買動向データの3月分が公表されましたので、久しぶりに図を作ってみました。 外国人マネーは年初から先物を含めると5兆円が抜けた まず1つ目は前回も紹介した外国人投資家の日本株売買差額の累計額と日経平均の推移。 アベノミクス相場は12年11月の野田佳彦首相(当時)の衆議院解散・

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とりあえず1ドル110円を基準に考えよう

木村 喜由の『マーケット通信』 Vol1389(2016年4月6日) 長期トレンドの趨勢とサイクル、イベントの動きが逆行、見通しが混濁 今朝のモーニングサテライトは為替相場の強気弱気論者の対決で、それなりに納得できる材料に基づいて語っており、ご覧になった方は一層ドル円相場の先行きが判らなくなっただろう。金利と違って為替相場には確固たる妥当水準というものがない。各国、各企業の対応、テロや紛

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現在のドルと米金利の動きは異常

木村 喜由の『マーケット通信』 Vol1388(2016年4月4日) 景況感が改善しているのに長期金利が低下しドルが下がる 週明けの日経一面のコラム「市場の力学」をご覧になっただろうか。筆者もこのレポートで時々書いているが、CTAと呼ばれる先物中心のヘッジファンドの売買により、経済指標やニュースからは想像もつかない急騰や急落が起こる背景を端的に解説している。彼らが策動的に仕掛け大きな動き

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子供のために、ジュニアNISAを開設する?

遠吠え(ペンネーム) 4月1日から少額投資非課税制度(NISA)の子ども版のジュニアNISAを通じて、株式や株式投資信託への投資ができるようになった。0歳から19歳までの未成年名義で口座を開設すれば、年間80万円までの投資の果実が非課税になる制度だ。 ただ、仕組みは相当複雑で使い勝手は良くない。証券会社でも「顧客の反応は鈍い」と話していたが、どうにかならないものだろうか。 そもそも使い勝

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多難な今年の第1四半期が終了

木村 喜由の『マーケット通信』 Vol1387(2016年3月31日) TOPIXは年末比12.93%下落 新年早々から連続大幅安だったから今年のマーケットが厳しいことは覚悟していたが、通常大きく上がることの多い3月下旬もほとんど上昇せずに終わったことで、厳しさが再認識された。本日の場合は期末のドレッシング買いに期待した目先筋の買いが相当入っていた模様で、それがあえなく空振りに終わったこ

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幸田昌則の不動産耳より情報<2016年4月号>

最近の話題 「マイナス金利」政策が実施されて一ヶ月が経過した。不動産市場でも、マイナス金利によって、様々な動きが出始めている。以下に紹介をしてみる。 1 低金利への「借り換え」の動きが活発になっている。一定の条件を満たせば、借り換えのメリットは大きく、申し込み数が急増している。 2 住宅購入希望者が増加している。顧客マインドを刺激し、住宅需要を喚起している。就中、中古マンション、中古

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