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藤沢周平「用心棒日月抄」とトランプのディープステートに寝返ったこと。そしてインフレの高まる足音.日銀のETF売りへの対策
2025・9・28(第1292回) 本当は真夏にこの「用心棒日月抄」はとり上げたくなかった。この傑作は、赤穂四十七士の討入りのウラ話が入っているからだ。内匠頭切腹の3月か討入りの12月がいいのだが。やはり九〇をすぎると、余命が少ない。ご勘弁を。 ① 「用心棒日月抄」は傑作どころか時代物としては「大々傑作である」シリーズとなっていて、②孤剣、③刺客、④凶刃になっていて、第一部
映画「真夏の方程式」とポスト石破、そしてトランプ2.0の行く末
2025・9・21(第1291回) <アマゾンより> ご存知、福山雅治が活躍するガリレオシリーズの一角。 相手役は吉高由里子じゃなくて柴咲コウの方がいい。怒った顔がカワイイ――余分なことだが――。 <アマゾンより> 必ず湯川は、解答を出す前に何かむずかしい方程式を(どこにでも)書く。今回の石破退陣も同じで、中途は「私は退陣しない」と主張していた。
9月SQは人為的高値、反動に注意
世界景気は悪化方向なのに投機筋のお祭りはなお続いている 4月中旬までの金星逆行の期間は大変動が起きやすいため要注意と指摘したが、実際にその通りの大波乱となった。基本シナリオではそのまま米国は調整入りすると見たが、実際には日米とも9月前半にかけ記録的な急上昇が演じられ、5か月間に安値起点からNASDAQは50%、225は45%、TOPIX41%の史上まれにみる急騰となった。生成AI祭りがまだ続
基本の話by前田昌孝(第44回、グロース市場の改革)
新興企業向け市場の株価動向を表している東証グロース市場250指数(旧東証マザーズ指数)が8月18日に2023年7月5日以来約2年ぶりに800台を回復しました。低迷続きでしたが、東京証券取引所が取り組んでいるグロース市場の改革に期待する向きもあるようです。今回の改革ではどんな効果が期待できるのでしょうか。 米国のナスダックとの違い 最初から比較にならないと言われそうですが、巨大ハイテク
トランプ政権と暗号資産業界との利益相反
2025・9・7(第1289回) <ドナルド・トランプ(左)と長男ドナルドJr(中)、次男エリック(右)。ウィキペディアより> 先週私の病状について、お話するとしたが、90のジイサンのケガの状況なんて、興味あるはずがないので、省略。 今回は進展しつつあるトランプ政権下の暗号資産の法制整備が、実はトランプ一族の私的財産増につながる。つまり、実は長男のドナル
映画「九十歳。何がめでたい」と私の90歳。
2025・8・31(第1288回) <アマゾンより> 8月27日、満で90歳になった。息子3人、お嫁さん3人、孫娘4人、皆が私を大事にしてくれる。感謝、感謝のひと言につきる。 おかげさまで元気、と言いたいところだがそうではない。詳しくは来週に。 口惜しいことが起きた。11月18日に岐阜の超大手会計事務所でお話しする予定が、お断りしなければならなかったことである。