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個人投資家だけが損をする国、日本──オルツ問題で露呈した東証の構造的欠陥を正せ

  2024年10月11日、人工知能開発のスタートアップ企業「株式会社オルツ」が東京証券取引所グロース市場に華々しく上場を果たした。初値は570円と公開価格の540円を18.74%上回り、時流に乗ったAI議事録作成サービス「AI GIJIROKU」の急成長ストーリーで個人投資家の注目を集めた。 しかしながら、その栄光はわずか10ヶ月弱で終焉を迎えた。2025年7月、第三者委員

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基本の話by前田昌孝(第47回、「掉尾の一振」の可能性)

根拠のない経験則はアノマリーと呼ばれています。株式市場にはいくつものアノマリーがあります。「セル・イン・メイ(5月に売って去れ)」や「株はハロウィン(10月末)に買え」は米ウォール街で語られる代表的な格言です。日本にも「節分天井彼岸底」「掉尾(とうび)の一振」などがあります。2025年も12月になりましたので、「掉尾の一振」の可能性を考えてみます。 大納会にはご祝儀相場 掉尾は「ちょ

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橋幸夫・吉永小百合「いつでも夢を」とこの下げ相場の大底。そして注目業種と銘柄

2025・11・30(第1301回) <アマゾンはこちら> 橋幸夫と吉永小百合の歌った佐伯孝夫作詞、吉田正作曲のこの歌が、私は大好きだ。 「言っているいる お持ちなさいな いつでも夢を いつでも夢を」 この爺さんは夢が待ちどうしい。死んだ妻が時々出てくるからだ。 さて、この米国株の相場の下げ止まりは? 私がヘッジファンドのマネジャー数人に聞いたところで

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米国景気が大きく悪化する公算

生成AI関連の資産効果と設備投資に支えられている米国経済 米国はK字型経済と言われている。富裕層は株高、暗号資産高などの資産価格上昇に反応して消費を拡大させているが、中低所得層は物価高に所得増が追い付かず、消費は伸びない。政府機関閉鎖が終わり景気拡大に向かうという説があるが、経済の静脈に当たる部分で、直接成長に関するものは少く、正しくない。 現在米国景気は好調に見えるが、9月までの財政

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サン・テグジュペリ「星の王子さま」と、余り情報を信用するとフェイクになるゾという教訓

2025・11・23(第1301回) <アマゾンはこちら> 妻扶美子が亡くなって3年経過した。時々夢の中に出て来てくれるが次第にあきらめがついて来た。いいことか悪いことか私にはわからないが――。 困ったことには話し相手がいないことだ。家族(息子三人・お嫁さん三人・孫娘四人)十人はよく面倒をみてくれるが、やはり多忙だ。ヒマな時の話し相手がいない。もう九十だから男性

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海底資源大国を目指す日本。そして、新しい日米関係。最後にレアアース関連銘柄5つ

2025・11・16(第1300回) <アマゾンより> 今の日本にふさわしいテーマは、新しい日本の生きる道。海洋資源大国としての日本にほかならない。 私は7月6日付の1280回で「全国民必読!」として『ニッポンの国益を問う-海洋資源大国へ』という本をご紹介申し上げた。反響のすごかったことはいう迄もない。 <日本経済新聞より> 今回の日米首脳会談で「レ

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基本の話by前田昌孝(第46回、高市トレードは本物か)

2025年10月の日経平均株価の上昇幅は7478円71銭と、1カ月間の上昇幅としては1990年10月に記録した4210円60銭を大幅に上回り、過去最高になりました。日本初の女性首相となった高市早苗氏の手腕に期待する買いが大量に入ったためだと思われます。買いが買いを呼ぶ展開は「高市トレード」とも呼ばれていますが、果たして裏付けのある急騰劇なのでしょうか。 本物と偽りの区別は そもそも市

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