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井上靖「敦煌」と永い間放置されていた事象三つと当り屋のNY株への警戒説、それとジョージ・ソロスの大転換(第1076回)
シルクロードブームを巻き起こした井上靖の名作。私にとっては亡母今井満里が、たしか二回目の敦煌訪問に井上先生と同行し、現地で拾った陶片を大切に持ち帰った。その時の母の嬉しそうな顔を私は忘れない。後に書家で日中友好協会副会長だった母は「熱砂無限」という代表作を書いた。 佐藤浩市主演で映画にもなったので、ストーリーをまとめる。時期は11世紀、北宋時代だ。 主人公の趙行徳は官吏登用試験に
宿題どっさりで秋相場に突入、波乱前提で構えよ
2021/08/15 | マーケットEye, 上級, 有料記事 マーケットインサイト, 木村喜由
年末に向け米長期金利は市場想定を上回る上昇も 新型コロナ(デルタ株)が猛威を振るう中、東京五輪は平穏に終了したが、菅政権の存続は微妙になっている。米国の金融緩和局面は最終盤を迎えつつあり、9月にもテーパリング開始の可能性が急浮上している。 中国の不良債権問題は先送りしてきた中国華融資産管理の12月決算発表で最初の大きなヤマを迎える。この会社は不良債権を集中処理する特殊会社で、決算と同時