「 マーケットEye 」 一覧

やはり「春節危機」に身構えておくべき

木村 喜由の『マーケット通信』 Vol1364(2016年1月11日) 年初から6日続落か、背景は中国発の世界不況懸念 世界同時株安と言って差し支えない状況だ。週末の米国株は続落し、NYダウは週間で1008ドル安、シカゴの225先物は17250円で大証大引けよりも440円安となっていた。米国雇用統計が市場予想を大きく上回ったにも拘らず、追加利上げの見通しが強まったわけではなく、米10年国

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映画「杉原千畝」と2016年に発生するサプライズ

むずかしい名前だが、スギハラチウネと読む。第二次大戦中、外務省リトアニア領事として、6千人ものユダヤ人の命を救うビザを発行。「日本のシンドラー」と呼ばれている人物の名だ。彼が救ったユダヤ人と関係者たちの子孫は4万人いて世界中で活躍、日本の外交力を支えているといわれる。 主演唐沢寿明、その妻は小雪。日本映画だが監督は「サイドウエイズ」のチェリン・グラッグ。ストーリーの展開がキビキビしていてお涙

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20年ぶりの年初来4日続落、波乱の1年を暗示

木村 喜由の『マーケット通信』 Vol1363(2016年1月7日) 日本固有の悪材料がないのに大幅安、落ち着いて対処 新年早々泣きっ面に蜂で、サウジとイランの険悪化に続いて北朝鮮が水爆?実験に成功と宣言、未消化のところに上海市場がオープンから30分余りでサーキットブレーカー発動となり、15分の休止後すぐ終日売買停止となる7%安に達したため、制度導入4日目にして2回も終日売買停止に掛かるとい

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時価総額更新を機に日本株投資戦略を再考しよう

日本個人投資家協会副理事長 岡部陽二 東証第一部の時価総額(終値ベース)は昨年(2015年)の5月22日に591.3兆円となり、これまでの最高額であったバブル経済ピーク時・1989年12月29日の590.9兆円を約25年ぶりに更新した。 その後、株価は低迷したものの、年末の時価総額は585.0兆円と年間では15%増え、過去のピーク時にほぼ並んだ(図1)。  日経平均株価のピーク時

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映画「クリード チャンプを継ぐ男」と天災で儲かるチャンス

  「ロッキー」を1976年に観たときの衝撃を忘れない。あの迫力十分の試合シーンの凄さと人の心を奮い起させるビル・コンティの音楽。その後延々とつづくシリーズが6本!これには参ったが、名シーンにはこと欠かない。すぐいくつも想い出す。 https://youtu.be/LTxWjNdI3DE 今回の「クリード」はロッキーと戦い、後に親友となったアポロ・クリードの息子アドニス

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映画「母と暮らせば」と日韓慰安婦問題の決着

山田洋次監督の最新作で吉永小百合と二宮和也が主演。私の好きな黒木華が助演、これがいい。 https://youtu.be/hvrs_103jRw この映画は井上ひさしさんの「父と暮らせば」のオマージュ。助産婦の母と息子の亡霊とその恋人の物語だ。息子がなくなったのは長崎の原爆で、舞台はその3年後。 テーマはもちろん反戦、反原爆だが、母と息子の情愛が巧みに描かれていて私は何回も涙を流

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2015年株価予想・的中度ランキング
「当てた」市場専門家は誰でしょう?

ジャイコミ編集部 2015年の株式相場が幕を閉じた。 2015年の日経平均株価は1月16日に1万6592円の安値を付けた後、4月10日に15年ぶりとなる2万円台にタッチ、さらに6月24日には2万0952円にまで上昇し、2000年4月のITバブル時の高値(2万0833円)を抜いた。 この勢いで年後半も順調かと思われたが、8月にチャイナショックに見舞われたことで市場が変調。9月に底を付けて1

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