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BRICS時代終焉でも過度な悲観は不必要
日本個人投資家協会副理事長 岡部陽二 IMF(国際通貨基金)は11月に発表した今年(2015年)から2020年までの世界経済中期予測で、これまでの予測を大幅に修正した。 一言で要約すると、世界全体の実質GDP成長率は2015年の3.1%から、2016年:3.6%、2020年:4.0%へと順調に伸びるものの、①先進国のGDPは2016年の2.2%をピークとして横ばいから下降に転じ、②すでにピ
映画「コードネームUNCLE」と予想外の不安材料の抬頭
2015/12/07 | マーケットEye 今井澂, 今井澂のシネマノミクス
スパイ映画は気がきいたセリフとアクション、セクシーな美女、それに何ともスゴいカタキ役が揃っていないとサマにならない。期待して観に行った「007スペクター」はガッカリした。若い方の美女役がダサくて、ブスとは言わないが魅力は日光の手前、イマイチ。カタキ役は存在感ゼロ。いいシーンはあるがとても合格点はやれる作品じゃない。 一方、今週のネタにした映画は今年の製作だが、1963年の冷戦時代が舞台。原爆
映画「スター・ウオーズ/フォースの覚醒」と「隠し砦の三悪人」とアベノミクス
2015/11/30 | マーケットEye 今井澂, 今井澂のシネマノミクス
二つともご存じの映画史に残る名作。私を含めてワクワクしながら次の「STAR WARS/フォースの覚醒」の上映を待っている向きも多かろう。 https://youtu.be/BDvZ9UECfj8 黒沢監督が世界に影響を与えたのは皆が知っている。あのR2―D2とC1―3POが「隠し砦の三悪人」の太平と又七がモデルであることは有名。ついでにジョージ・ルーカスが黒沢監督にその件で怒られるんじ
映画「ラスト・ナイツ」とパリのテロと株式市場
2015/11/22 | マーケットEye 今井澂, 今井澂のシネマノミクス
日本人監督がハリウッドに進出してつくった力作。紀里谷和明監督、モーガン・フリーマン、クライヴ・オーウェン。興業で当たってほしいが300ヵ国で公開が決まっているそうで、嬉しい。 内容は忠臣蔵。ワイロを悪徳大臣からせびられた貴族が、その大臣と論争。宮殿内で刀傷沙汰に及び、自分の部下の警備隊長に王の命令で斬首される。 1年後斬首した隊長は部下の騎士たちと、大臣を襲撃し復讐を遂げる。 フ