「 マーケットEye 」 一覧

JAIIアカデミー
長期の日本株はまだまだ有望

去る9月10日、少人数のセミナー&懇親会である「JAIIアカデミー」が日本橋のイタリアンで開かれました。ジャイコミでもおなじみ、井上明生さんのお話は長期の視点ですので、少々時間が経ってしまいましたが、お届けします。銘柄情報も!? (直近の情勢) 外国為替市場は一時円高に触れたが、ドルは意外に強い。豪ドルなどはアベノミクスはじめる前の水準まで下がった。 実体経済はここのとこ

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映画「TED2」とアホな日本の機関投資家

  「TED」がセス・マクファーレンという才人(監督・脚本・製作)の大ヒットで、今回の「2」も面白い。レイトショーを観に行ったら周囲は若いカップルばかりでジイサンは私だけ。娘さんたちよ、ダマされるんじゃないゾ。男はワルいんだから。(私は80歳。安全ですゾ)。 ストーリーは縫いぐるみのテディベアが人間と同じようにしゃべり動く。下ネタ続出でコメディとしては英語がわからないと、7割

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ドル円相場が荒れないならいずれ株価は上がる

日本個人投資家協会 理事 木村 喜由 Vol1334(2015年9月24日) まさかのフォルクスワーゲンの排ガス虚偽申告でシルバーウィーク中の海外株価は下振れしたが、この件で自動車の利用が減るとは考えられず、単にフォルクスワーゲンの需要が他社に流れるだけだろう。台数的には日本の自動車メーカーの最大のライバルとなっていた同社の信頼が地に落ちたことは、棚ボタ的に需要を拾う立場にある日本車メ

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「マクベス」と利上げ見送り後の“二番底”形成材料は

先週は「ヴィンセントが教えてくれたこと」「黒衣の刺客」「天空の蜂」の三本。ただ書きたいテーマとの関係でシェイクスピアにした。 四代悲劇の中では私は「マクベス」が一番好き。魔女の予言に従って野心ある猛将が王位をうばうが、それは一時のもの。反乱に倒れる。 マクベスは苦戦を逆転勝利に持ち込んだ功績を買われ、魔女の予言通り広大な領地を与えられる。戦勝祝いでマクベスの城に、国王ダンカンが

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不透明感強く波乱は続く、米利上げもしばらく延期
木村喜由のマーケットインサイト

  中国不況は長期化の様相 先月、中国経済の先行き懸念から世界市場大荒れの前兆と書いたが、その後の市場は大波乱の展開となった。日経225は8月11日高値から9月8日17415円まで16.85%、TOPIXは8月25日安値まで17.14%下落した。ドル円相場も8月24日の夜一時116.25円まで下落する場面があった。 中国経済の悪化は信頼性が乏しいGDP統計以外のあらゆるデータか

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映画「クーデター」と急落を演出したヘッジファンドの「次」

  幼い娘二人と妻を連れて東南アジアのX国に赴任してきたジャック(オーウェン・ウィルソン)は、翌朝勃発したクーデターに巻き込まれる。白人が次から次に殺害される中で、どう一家は逃げたらいいか。言葉は通じず、右も左もわからない。リアリティのある逃亡サスペンス・ドラマだ。監督・脚本J・E・ドゥドル。 https://youtu.be/nEOLn0byoLM ヘッジファンド売り仕

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「株式上場詐欺」には重罪を

日本個人投資家協会副理事長 岡部陽二 新規株式上場(IPO)が復調し、1~6月で43社が新規に上場した。年間で73社が上場した2007年来の高水準で推移している。年内には日本郵政3社の大型上場も控えている。 ところが、2012年以降のIPO236銘柄の中で今年8月末株価が公募価格の2分の1以下に下落しているケースを拾ってみると、16銘柄に上る(表1)。 また、IPO企業の3分の2(本

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