「 マーケットEye 」 一覧

気になるチャート
リーマン時との比較、外国人売買額累計

ジャイコミ編集部 気になるチャートをチェックしようという思いつきのコーナーを始めました。 どこでも見られるものだと面白くないので、それなりに工夫してみます。 再び08年と似てきた株価動向 まず1つ目は2007年8月のパリバショックからの約1年間と昨年8月のチャイナショック以降の日経平均の推移を比較したチャート。 去年後半から一部のストラテジストや個人投資家の間で注目されているものです。特

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2015年の包括利益ベースROEは約7%

木村 喜由の『マーケット通信』 Vol1375(2016年2月18日) 5月末時点の16.5%から大幅な失速 日経225採用銘柄の決算が本日出揃った。原油をはじめとする資源関連の大幅な価格下落により、総合商社、石油、非鉄などに巨額の評価損、減損処理が発生したため、3か月前における直近期予想純利益は22兆2920億円から21兆2229億円に減少した。 3月期決算195社を対象とした四

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中期サイクル安値を迎えた。いったん急反発

  (2月14日配信) 中国懸念に欧州金融不安 リスクオフの売り殺到 2月12日までの動きは一方的なリスクオフ相場だった。皮肉にも、本来なら円安株高に作用するはずだった1月末の日銀のマイナス金利導入策は、売り方には絶好の戻り売り場面を作った格好となり、その後の下げが大幅となったことで、金融派生商品の買い方の強制的処分売りを誘発し、記録的な急落の引き金となった。 日経225

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名門「ドイツ銀行」のまさかの経営危機

「選択」2015年9月号 今井澂 つい3年前には総資産で世界第1位、その後中国勢にその地位は奪われたもののなお第4位。もちろん欧州で首位であり、我が国の三菱UFJフィナンシャルグループに並ぶドイツ銀行に、何とも信じがたい事件が続発、米国ヘッジファンドの信用するレポートには「第二のリーマンか」という記事が掲載される始末だ。 そのレポートは「ゼロ・ヘッジ」。概要をまずお伝えしよう。 ゼロ・

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映画「ルーム」と目先急反発の週を予測 

*原稿は2月13日(土曜)の段階で今井澂さんからいただいていましたが、システムトラブルにより掲載が遅れましたことをお詫びします。 本年度アカデミー賞の主要4部門(作品賞、監督賞ほか)でノミネートされている秀作。試写会で観た。原作の「部屋」(エマ・ドナヒュー著)も読んで面白かった。 https://youtu.be/4C_KoKGgwEs まだ19歳の娘が誘拐され7年間も監禁。男の

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ゆっくりと株式への資金シフトが起きる

木村 喜由の『マーケット通信』 Vol1374(2016年2月15日) 債券のリターンがなくなり、渋々株を買う人々がいる 前回書いた通り、売られ過ぎの度合いもひどかったし各種の条件も整っていたため、よほど悪い突発事件が起きない限り、大幅に上がると思っていた。株をよく知っている人ならこれは間違いなくバーゲンセールと思ったはずで、金額は大きくなくても買い出動するだろうし、機関投資家も株の比率

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極端な売られ過ぎ状態、勇気を出して買おう

木村 喜由の『マーケット通信』 Vol1373(2016年2月12日) リスクオフの流れに乗じた投機筋の売り仕掛けの公算 今日の下げは後から見ればセリングクライマックスであったと見られる公算が強いと感じている。売買代金が4兆円を上回り、株式先物の売買量も非常に大きかった。昨日も3兆5千億円以上出来ている。国内勢は個人から年金、投信まで広範囲かつ大幅に買い出動したのだが、売り方である外国人

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