映画「かくも長き不在」と本格的な「良い円安時代」の始まり。そして私の強気。(第1119回)
カンヌ映画祭でグランプリを取った秀作。1961年の作品で、キネマ旬報の外国映画部門の第1位。黒澤明監督のベスト100本にも入っている。 「第三の男」のあの若く美しかったアリダ・ヴァリが中年女となって、戦争中にナチスに逮捕された夫を待っている。 パリの下町、セーヌの近くが舞台。 そこに年寄りの浮浪者がパリにやって来る。一目で夫と見た主人公は、声をかける。 しかし夫と見られる
カンヌ映画祭でグランプリを取った秀作。1961年の作品で、キネマ旬報の外国映画部門の第1位。黒澤明監督のベスト100本にも入っている。 「第三の男」のあの若く美しかったアリダ・ヴァリが中年女となって、戦争中にナチスに逮捕された夫を待っている。 パリの下町、セーヌの近くが舞台。 そこに年寄りの浮浪者がパリにやって来る。一目で夫と見た主人公は、声をかける。 しかし夫と見られる
36年ぶりの「トップガン」!! 当然私は観に行き、充分に満足した。お勧めできる。 主役のトム・クルーズの59歳と思えない若々しい肉体。例によって全力疾走する姿。完全に画面を圧倒している。 ところが、この素晴らしいエンタメに対し、残念な情報がある。 WSJ 5月30日付けによると、「中国企業テンセントは当初、12.5%にあたる数百万ドルを出資する予定だったが、その後撤退した
ドル円相場は4月28日に130円を超え、130.81円となった。これは、131.95円をつけた2001年12月28日来21年ぶりの円安水準である。2021年1月6日の102.68円から16か月で、円の価値はドルに対し27.4%減価したのは急激であった。 5月に入ってからは130円を挟んだ足踏み状態にある。しかしながら年後半から来年にかけては、140円~150円に向けてさらに切り下がり、向こう
2022/06/01 | 上級, 無料記事 マーケットエッセンシャル, 前田昌孝
4月から高等学校の家庭科「家庭総合」で金融教育が、社会科「公共」で投資教育がスタートしました。数冊の教科書を読んで、やや疑問を感じる部分もあるのですが、しばらくは様子を見たいと思っています。5回目の基本の話では、以前からおかしいと思っている金融庁のホームページについて、問題点を指摘します。 とり上げるのは、証券投資に関心を持ち始めた人たちを対象に、「貯蓄から投資へ」を促す目的で用意された「
私が4、5歳の時から「平家物語」や「十八史略」を読んだことはかなり前のブログで書いた。幼い頭の中に「盛者必衰のことわり」や「おごれる平家久しからず」といった言葉がきざみつかれたことは言う迄もない。 しかし最近、名古屋大学の中塚武教授の著書「気候適応の日本史」を読んで、アレレと思った。 平家の滅亡が、実は気候変動の結果と結びついている、という論旨だからである。 チャートを見て頂き