テスラはどこまで上がるのか
小型の上場企業の株価が将来性を見込まれて株価が急上昇することはよくあるが、米電気自動車メーカーのテスラは急騰した結果、世界の時価総額ランキングで第8位に顔を出すまでになった。「反落必至」とみて空売りを入れる投資家も多く、空売りのポジションも何と4兆円前後に達している。「株価は常に正しい」というのが市場原理主義だが、いったい何を暗示しているのか、不気味でもある。 テスラは日本でも名前がよく知ら
「川中島の戦い」とまだ絶えないインフレ再燃と日本国債紙クズ説を検討する (第1048回)
余りも有名なこの合戦は、武田・上杉双方の作戦の予想比べの面と、信玄と謙信の直接の戦いという勇壮な面が共存している。私にはワクワクする位面白い。 この戦いを取り上げた井上靖の「風林火山」や海音寺潮五郎の「天と地と」は、映画にもなったし、NHKの大河ドラマとなった。 簡略に「川中島の戦い」の推移を述べる。 1万3千人の上杉勢は妻女山、2万人の武田勢は海津城に立てこもって、膠着