なぜか光通信を思い出す

2020/07/29 | 上級, 有料記事

米電気自動車大手テスラの株価が7月13日に1794ドル99セントまで上昇し、瞬間値ではあるが時価総額が3329億ドル(約35兆6000億円)まで膨らんだ。これを株式市場の先見性の表れだと解説する市場関係者も多いが、思い出すのは2000年の光通信株の株価だ。2月15日に24万1000円の最高値を付け、時価総額も約7兆5000億円に達した。しかし、長続きはしなかった。 テスラのイーロン・マスク最

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映画「一度も撃ってません」と四連休内に週明けの売り仕掛けをたくらむ投機筋、バイデン認知症説 (第1022回)

 この何か月、映画館を断っていた私。ついに禁断症状が発生、夢にまでスクリーンが出るに及んで決意した。妻の猛反対を押し切って、従前から見たかった作品にした。これが「一度も撃ってません」だ。  理由はカンタン。落ち目の作家、元ミュージカル界のスター、ヤメ検。全盛時には華やかでも、現在が世間から忘れられた人間ばかり。主人公みなが潰れそうな場末のバーに集合というのも気に入った。セリフにも「忘れられ

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日本のハイテク株で迷う人なら京都銀行を買うのはいかが

日本のハイテク株で迷う人なら京都銀行を買うのはいかが 今晩のハイライトはテスラの決算発表、赤字か黒字かで天と地の差がメジャーな 3 月期決算銘柄の第 1 四半期(1Q)決算発表の第一号は日本電産。 数字自体は 1 か月ほど前発売の会社四季報に出たのと同じだが、売上高が下がっても営業利益がさほど落ち込まなかった、すなわちコストダウン・利益率の高い製品の増加を好感して、株価は大幅上昇。

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再び歴史的高値更新に向かう金への投資と私の一生(第1021回)

私を支えてくださっている方々のおかげで、仕事をずっと続けながら最晩年を迎えることができている。8月27日に85歳。最近コロナのために自宅にいる時間が永く、昔の自分の著作をひっくり返してみる機会が多い。  そこで気が付いたことがある。私の情報と投資をつなげる業務の転機に、必ず「金投資」が絡んでいることだ。  例えば1970年。私が山一證券経済研究所にいたとき、対外証券投資が解禁された。

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映画「HANA-BI」と安倍内閣の前途と外人機関投資家の対日投資作戦 (第1019回)

第54回ベネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した秀作。故黒澤明監督が選んだ「世界と日本の100本の映画」の中の一本に入った。黒澤監督の発言を。  「『その男、凶暴につき』を見た時から、(北野さんは)才能あると思ったね(中略)。ズカズカと踏み込んでゆく思いっきりの良い所(中略)。出演者一人一人の存在感がしっかりできているところが素晴らしいね」と。この大監督がベタ褒めなのを見ても、北野武監督へ

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木村喜由のマーケット通信Youtube版 Vol.2

2020/07/18 | マーケットEye

みなさん、こんにちは 今回もお試し特別版として、JAII副理事でテクニカルアナリストでもある木村喜由氏のマーケット通信を動画で無料配信します。 今回のマーケット通信はYoutube版 Vol.2です。 徐々に動画を増やしていきますので、是非ご覧ください! 高評価とチャンネル登録が増えれば定期投稿になるかもしれません。是非ご覧ください。 https://w

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天井打ちシグナルが出たNASDAQと米人気株

米国デイトレーダーが高値掴み、典型的な天井パターン形成 GAFAやテスラが主導した米国のネット・行動変容関連の投機株人気は昨日でひとまずクライマックスを迎えたと判断する。チャートの日足パターンを見れば、軒並み典型的な天井打ちパターンを描いており、非常に高い確率でこれが当面のピークとなり、銘柄によっては二度と戻ることのない高値を付け終わって暴落の道を辿ると予想する。 週明けのNASDAQ

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