「 今井澂のシネマノミクス 」 一覧

映画「ルーム」と目先急反発の週を予測 

*原稿は2月13日(土曜)の段階で今井澂さんからいただいていましたが、システムトラブルにより掲載が遅れましたことをお詫びします。 本年度アカデミー賞の主要4部門(作品賞、監督賞ほか)でノミネートされている秀作。試写会で観た。原作の「部屋」(エマ・ドナヒュー著)も読んで面白かった。 https://youtu.be/4C_KoKGgwEs まだ19歳の娘が誘拐され7年間も監禁。男の

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映画「オデッセイ」と中国の没落と円高株安

  https://youtu.be/KYHeFoBNtKo 「エイリアン」「グラディエーター」のリドリー・スコット監督の新作で、スリル満点で面白い。おすすめだ。 人類の有人火星探査ミッションが猛烈な嵐に襲われ撤収、ところが6名のクルーの一人マーク(マット・ディモン)が行方不明。5人は地球への帰途につく。 ところがマークは生きていた。傷口を自分で縫い、酸素も水も食

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映画「僕だけがいない街」と甘利辞任とマイナス金利

  https://youtu.be/YCio_qEdkMM 試写会で観た。藤原竜也主演の漫画原作によるミステリー。3月19日ロードショー。昭和と平成の時間軸を行ったり来たりするリバイバルものだ。 漫画家志望のダメ人間が18年前の連続誘拐殺人事件の被害者たちを救おうと努力する。その犯人が母を殺したとみられるので、まず、犯人を見つけなくてはならないが。 このテの映画

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映画「鳥」と世界的株価急落の分析(オマケ付き)

  ご存じヒッチコックの名作。急に鳥が人間を襲い始める。その恐怖がめちゃコワーい。しかもなぜ攻撃して来るのか全く分からないところがなお恐ろしかった。原作はデュ・モーリア、主演ティッピ・ヘドレン。恋人になるロッド・ティラーがいかにも強そうに見えて、しかも終わりに恐怖に震えるところが皮肉だった。   ひどい年明けだった。日経平均は12月30日の1万9033円か

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映画「ライムライト」と底値をつけつつある株式市場

  ご存じチャップリンの名作。63歳のときの監督、主演だ。人情噺と自分のコメディのシーンで、それを美しい音楽でつなぐ。泣かせる話で実にうまい映画だ。 落ち目の老コメディアンはガス自殺しかけた若いバレリーナを救う。クレア・ブルームがこの一作でスターに。チャップリンは励まそうとして、数々の人生訓を言う。 「宇宙の何よりも貴い『生きる』という奇跡を消してはいけない。星

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映画「杉原千畝」と2016年に発生するサプライズ

むずかしい名前だが、スギハラチウネと読む。第二次大戦中、外務省リトアニア領事として、6千人ものユダヤ人の命を救うビザを発行。「日本のシンドラー」と呼ばれている人物の名だ。彼が救ったユダヤ人と関係者たちの子孫は4万人いて世界中で活躍、日本の外交力を支えているといわれる。 主演唐沢寿明、その妻は小雪。日本映画だが監督は「サイドウエイズ」のチェリン・グラッグ。ストーリーの展開がキビキビしていてお涙

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映画「クリード チャンプを継ぐ男」と天災で儲かるチャンス

  「ロッキー」を1976年に観たときの衝撃を忘れない。あの迫力十分の試合シーンの凄さと人の心を奮い起させるビル・コンティの音楽。その後延々とつづくシリーズが6本!これには参ったが、名シーンにはこと欠かない。すぐいくつも想い出す。 https://youtu.be/LTxWjNdI3DE 今回の「クリード」はロッキーと戦い、後に親友となったアポロ・クリードの息子アドニス

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