「 木村喜由 」 一覧

【上級者向き】日銀政策会合、数字変更ないが事実上の買い付け縮小

基本方針は維持するが、実態に合わない市場介入は減らしていく 昨日まで開かれた日銀金融政策決定会合は久しぶりに注目された。事前に各報道機関やエコノミストが一斉に予想や事情説明をしていたうえ、今回の決定は大枠で現状維持、問題が生じているところだけ部分的手直しという穏健な内容だったので、マーケットに波乱はなかったが、インプリケーション(言葉にされない狙いや思い)はたっぷり含まれていたと感じている。

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【上級者向き】日本株の動きは外国人動向で決まる、そもそも日本人は株が嫌い

株の存在感が全然違う、4000兆円保有する米国人、せいぜい170兆円の日本人 毎週の投資主体別動向を見ると、株価が上がった週は外国人が買い越しており、下がった週は売り越している。そりゃそうだろう。売買の中心になっている投資家が買いに回れば上がり、売りに回れば下がるのが当然だ。6月の現物株の売買は112兆円だったが、うち6分の1を占める証券会社の自己売買分を除く、委託注文(客注)のうち外国人が74

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【上級者向き】日銀が金融政策見直しとロイターが報じる、信ぴょう性あり

国債やETF買い付け減額、イールドカーブを立たせて銀行支援の観測 先週末の東京市場が引けた20日夜、ロイターが関係筋からの情報として、月末の日銀政策決定会合で現行の金融政策を見直すことが議題に上ると報じた。この場合関係筋というのは副総裁クラスの日銀政策委員か決定会合事務局長クラスと推定される。これが議論を先回りして動く連中に、「国債買い付け額の大幅削減」「株式ETF買い付け額の大幅削減、少なくと

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【上級者向き】日欧が結託してトランプをギャフンと言わせてやろう

イランの石油禁輸に報復措置、共同して米企業を銀行取引停止にすると脅せ 国家にとって他国との友好関係は存亡に関わる重大事である。長らく友好関係にあり、それが人的にも経済的にも、安全保障上も抜き差しならないレベルまで親密になっているところに、第三国が「おい、付き合いをやめろ。やめないとお前とは商売しない」といちゃもんを付けてきたらどう思うだろうか。 ご賢察のとおり、この件はイランとの核開発制限

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【上級者向き】ドル高原油安なら日本株は上がって当然

素直にFRBの方針を信じれば、今の為替相場は理解しやすい ドル円が非常に強い。7月上旬は110円を固める動きとなっていたが、111円台に乗せたところから特段の材料も見当たらないのに上げ続け、本日は朝から113円台に乗せてきた。従来、ドル円と米長期金利の連動性が注目されてきたが、最近で一番円高だった3月26日(104.64円で当然その日の株価は安値だった)と昨日とでは、米10年国債利回りは2.86

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【上級者向き】中期サイクルは7月5日に底入れした模様

ヘッジファンドが米朝会談以降売り仕掛け、設備投資関連もピークアウト鮮明 6月13日から7月13日までに、TOPIXは3.9%、日経225は1.6%下落、ドル円は1.9%上昇。この間、米SP500は0.4%上昇している。米10年国債利回りは2.84%で0.12%低下した。通常、米国長期金利の低下はドルの下落をもたらすのだが、今回は逆にドルが非常に強かった。一方、ドル高は日本株にプラスに作用するはず

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【上級者向き】強い逆風に果敢に立ち向かう黒田日銀

安倍政権に財政再建が望めず、インフレ率引き上げしか道がない 東短リサーチの社長兼チーフエコノミストの加藤出氏は、5年前に亡くなった先代で同じく著名金融アナリストだった創業社長の御父上の跡を継いだのだが、日銀ウォッチャーとしては多分筆頭格と見てよいと思っている。大手調査機関のバックアップなしにハイレベルかつ格調ある分析をし続けることは至難の業であり、筆者も声援を送っている。加藤氏は直近のレポートで

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