「 木村喜由 」 一覧

【上級者向き】波乱はあっても大崩れなさそう、押し目買い維持

FRB利上げ後は緩やかな円安ドル高が濃厚 来週の米FOMCでは0.25%の利上げが実施されるだろう。これを以てドル買い一巡で円高を見込む向きもいるが、実施されればFRBの基本姿勢が今年中に3回利上げであることが市場コンセンサスとなるのはほぼ確実だ。一方、あと1年余りで総裁任期が満了する日銀黒田総裁は、ほぼ現状の緩和姿勢を維持して、少しでもインフレ目標2%に近づけるべく政策運営を指揮するはずである

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【上級者向き】少しバカになるのがよい

投資恐怖症の日本人、食わず嫌いはもったいない 一昔前、養老孟司氏の「バカの壁」という本がベストセラーになった。14年前に出版され、戦後のベストセラー第4位で436万部の発行部数となっている。ちなみにベスト3は窓際のトットちゃん、ハリー・ポッターと賢者の石、乙武氏の五体不満足である。養老氏の言うバカの壁とは、時々軽い気持ちで「話せばわかる」と口にする人がいるが、人それぞれに抱いている知識や観念には

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【上級者向き】東芝の誤算

このままでいいのかGPIFの運用方針 最初に10-12月のGPIFの運用概況について論評する。結果としてこの3か月で7.98%もの高収益、12.8兆円もの資産増となったためメディアの評価は非常に好意的だが、プロの目から見ればまだまだ手ぬるく、今後の金融環境を思えば一気にアンダーウエイトを進めなければならない債券にも、現在の超低利回りで多額の再投資を行っており、下手くそと叫びたくなるほどだった。

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【上級者向き】米3月利上げの確率は90%に上昇、しかしまだ市場は織り込み不足

まだヘッジファンドがドル売り・米債買いポジションを抱えている模様 以前から3月FOMCでの利上げの公算が5割以上はあると見ていたが、現時点では9割に高まったと思う。足元の株価堅調と経済指標の強さを見て、FRB首脳の見方は3月利上げの見方で固まってきており、昨晩は最も緩和に慎重と言われた連銀理事さえ利上げに前向きな発言を行ったため、1週間前は20%前後の確率で見ていた米短期金利先物市場は敏感に反応

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【上級者向き】 「驚くべき減税」というものには言及なし、トランプ演説は空振り

年内に具体案として出てくるものはほとんどなさそう 本日の注目は何といってもトランプ大統領の初めての議会演説。テレビの笑点の場合は前の司会者、桂歌丸が大喜利開始前の口上で「めでたく座布団10枚を獲得された方には、もんのすごーい賞品が用意してあります」と述べるが、実際に回答者が10枚獲得してみると大概期待外れの物で、見事に肩透かしを食わせて視聴者を笑わせるのがお約束だが、トランプ氏が去る2月9日、「

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【上級者向き】 トランプ減税は年内実現せず

ムチューニン財務長官が明言、オバマケア見直しを優先 本日10時過ぎに株価が少し下げたのは、トランプ政権の金庫番の一方の旗頭であるムチューニン財務長官が「オバマケアの見直しを最優先させる方針であり、年内の減税法案取りまとめは難しい」と語ったことが報じられたため。トランプ氏が選挙期間中に大盤振る舞いした減税案がそのまま実現すると思っている人はまさかあるまいが、共和党方針でもそれなりの減税方針が公表さ

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【上級者向き】 トランプ大統領には握手だけして距離を置くべき

どこかおかしい韓国の危機感覚、統治ということでは北の方が上手 金正男氏の「暗殺」事件は、金正恩政権がいよいよ切羽詰まったという証(あかし)だと思っている。金正男氏は前国家最高指導者・金正日の長子で、2001年には陸軍大将の地位を授けられたが、07年にマカオに出国以来、ほとんど北朝鮮にはおらず、5年前の金正日死去もテレビで知ったと語っている。弟の金正恩氏は国家最高指導者就任後間もなく正男氏の暗殺指

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