投資に強くなる投資家メディア【ジャイコミ】個人投資家を目指す人、投資に強くなりたい人のマーケット情報配信中
2016/11/28 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
9月末の国内株比率は21.59%、現金比率は3月の2.57%から8.75%に上昇 巨額の資金を扱う機関投資家も、運用技能の上手下手がある。大手機関投資家において、自分がむやみに動けば相場水準が変化して高値で買い安値で売ることになりかねず、結果的に労多くして益少なしという結果になりがちだから、迂闊に動くのは得策ではないという哲学は、一見正しい風に聞こえるが、実は激しく動く経済と相場の世界にあっては
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2016/11/24 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
急務なのは人口が急増している老人関係需要の掘り起こし 円安ドル高が止まらない。営業日ベースでほぼ1日1円上がるという異例の急騰で、さすがに今週後半は昨年高値からの下げ幅の半値戻しとなる112円付近では足踏みするだろうというのが大方の見方だったが、昨晩発表された米耐久財受注や消費者信頼感指数が堅調だったことから、間もなく始まるクリスマス商戦も心配ないということで、もう一段のドル買いが起こり113円
2016/11/21 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
トランプ政策がはっきりするまで歯向かう投資家は少ない 本日はドル円が111.15円まで上昇する場面があり、日経225も18129円まで続伸した。常識的には110円付近には強い抵抗が予想されていたため、こうまで軽々と突破されると相場想定の前提イメージを根本的に練り直す必要があるかもしれない。 最も大きな材料は、トランプ氏が大統領に就任した場合、ほぼ確実に金利上昇・ドル高促進につながる公約が実
2016/11/18 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
トランプ氏が本気でアメリカを再び偉大にする気なら大幅ドル高 為替を動かす要因としては、インフレ率、長期・短期の金利格差、経常収支、経済成長率、財政、政治要因などいろいろ挙げられるが、ここ1-2年のドル円相場を一番よく説明できているのは日米の長期金利格差である。日本の金利はあまり動いていないから、米国の動きでほぼ説明できる。 昨年6月ドル円は高値125.66円を付けたが、この頃米10年債利回
2016/11/16 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
高値掴みの債券投資はしばらくリターンが出ない 何といってもトランプ旋風である。具体的な政策はまだ何一つ出てはいないが、選挙戦中に実現性のあることないことお構いなしに公約を言い捲ってきただけに、その半分が実現しただけでもこんなことになると予想して今のマーケットは動いている。一番実現性が高いのはインフラ整備投資拡大で、これに反対する者はまずいない。 だが所得税の大幅減税というのは言うはたやすい
2016/11/10 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
トランプリスク警戒で一時急落も、米金利急騰で一気に円安に 虎は千里往って千里還るというが、トランプショックでも1000円下げて1000円戻した。誰もが先行き何するか判らないトランプ大統領の実現により政治経済のリスク要因は極大化すると考えたため、唯一オープンしている東京市場にヘッジ売りが集中した模様だ。225先物は一時16090円、ドル円は101.2円付近まで下落した。 ところがトランプ当選
2016/11/08 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
大山鳴動も結果は大方の予想通りに 大体筆者が予想していた通りだが、クリントン候補のメール問題では新規に調査されたメールから何にも疑問点が発見されず、FBIが夏に下したシロ裁定が再確認された。米国のトランプ支持者にとってはぬか喜びに終わりそうだが、世界を混乱に陥れることが確実な人物を大多数の良識ある有権者が選ぶはずはない。昨日まで米国を回っていたマネックス証券の松本大氏によると、メディアの選挙報道