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2016/10/26 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
大幅円高ないなら低リスク資産として見直されよう 薄商いなのに平均株価は上昇が続いている。特筆すべきは騰落レシオの高さだ。ここ2日は146%、145%と異例の高水準であるが、騰落レシオが150%付近まで上がる際に一本調子の大幅高が続いていた場合は明確な短期的天井警戒シグナルだが、今回のようにジリ高が続いている場合は、むしろ地合いの根本的変化に伴い、売り物がないところを浸み出すように入った小口買
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2016/10/24 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
小池都知事との確執は深刻、今は死んだふりするしかない自民党都連 小池百合子氏の都知事転出に伴う日曜の衆議院補欠選挙は、下馬評通り小池氏の盟友である若狭勝氏が圧勝した。投票率の低さは決着が明らかなので投票に行かなかった有権者が多かったためで関心が低かったわけではない。現に昨晩から本日にかけて報道系のワイドショーでこの話題を取り上げないところはなかったからである。 自民党は議席数では圧倒的だが
2016/10/21 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
平均株価は戻り高値更新中、薄商いはむしろ大相場の兆候 日経225は本日17235円、TOPIXは1370.80と6月安値を付けて以来の戻り高値を更新した。この先戻り抵抗と目されるのは5月末の17251円、1381円だが、今月になって日銀のまとまったETF買いが1日しか入っていないにも拘らず、ここまで戻してきたことは需給関係が根本的に改善してきた証拠と考えている。 業績面では
2016/10/17 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
国債の高止まりは国内投資家の頭がゆで蛙状態だからだろう IMFは毎年「財政モニター」という報告書を作成し、同じ基準による財政状況の比較検討を行っている。今年末予想の対GDPの累積財政赤字比率は先進国が107.6%、途上国が47.5%となっている。主要国を列挙すると米国107.5%、日本249.3%、英89.1%、独68.2%、仏98.2%、伊133.0%、西99.0%。途上国では中国46.8%、
2016/10/14 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
超急成長の反動はあって当然、意外に低い日本の依存度 米国大統領選の帰趨がほぼ固まり、ドル円も順調に上がりかけていた矢先、昨日の中国貿易統計を見て市場は鋭く反応した。9月の輸出額は1845億ドルで前年比10%減。6か月連続のマイナス。輸入は1425億ドルで1.9%減。中国政府は6.5%成長の実現に向けてインフラ建設投資や自動車・住宅の購入促進策を実施しているが、足元の数字はこれらの効果が不十分であ
2016/10/11 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
罵倒合戦のテレビ討論第2回、逆転の目を失ったトランプ候補 10月10日は日本では体育の日、米国ではコロンバスデーの祝日。ただし米国では債券為替市場はお休み。前日に大統領候補によるテレビ討論第2回が行われ、直前に11年前の女性蔑視発言録音を暴露されたトランプ候補が、著名な共和党支持者から不支持宣言が相次いでいるところ、どう窮地を切り抜けるかが注目された。 結果は想定された通り両者の悪口合戦に
2016/10/06 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
多くのチャートが一斉にブレイクアウト寸前の形に 昨日の米国ではISM非製造業指数が予想外の強い数字となったことから、債券が売られドルが買われる展開となった。さらに週間在庫統計が大きく減った原油も50ドルに接近、これらを受けて225先物も17000円寸前まで上伸した。これらの結果、多くの主要チャートの形が上値抵抗線に接近するか若干上回ってきており、もう一段続伸すると、一斉にブレイクアウトから連鎖反