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2016/10/11 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
罵倒合戦のテレビ討論第2回、逆転の目を失ったトランプ候補 10月10日は日本では体育の日、米国ではコロンバスデーの祝日。ただし米国では債券為替市場はお休み。前日に大統領候補によるテレビ討論第2回が行われ、直前に11年前の女性蔑視発言録音を暴露されたトランプ候補が、著名な共和党支持者から不支持宣言が相次いでいるところ、どう窮地を切り抜けるかが注目された。 結果は想定された通り両者の悪口合戦に
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2016/10/06 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
多くのチャートが一斉にブレイクアウト寸前の形に 昨日の米国ではISM非製造業指数が予想外の強い数字となったことから、債券が売られドルが買われる展開となった。さらに週間在庫統計が大きく減った原油も50ドルに接近、これらを受けて225先物も17000円寸前まで上伸した。これらの結果、多くの主要チャートの形が上値抵抗線に接近するか若干上回ってきており、もう一段続伸すると、一斉にブレイクアウトから連鎖反
2016/10/04 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
円高進行でも景況感や業績は横ばいで踏みとどまる 昨日は日銀短観、米ISM製造業指数と、重要な企業業績の指標の発表が相次いだ。結論を急ぐと、市場が警戒していた業績の悪化は概ね想定の範囲内あるいはそれ以下にとどまっている。米国では指標改善により利上げ観測がやや強まってドル高に動く公算が強まったことがネガティブに解釈されたものの、日本企業にとってはそれが逆に先行き安心感につながるため、投資家を勇気づけ
2016/09/29 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
薄商いでも大きく戻すのは売り物が少ない証拠 大まかに言って株価が下がる日は外国人の売りが原因。おそらく中心はSWFの換金売り。時折り見られる急落、急反発はヘッジファンドによるもので、通算すると小幅売り越しと見られる。個人は高齢者の引退売りが継続しており小幅売り越し、日銀と年金の買いが売り物を吸収しているということになる。年金は債券への再投資が困難になったため、やむなく株式の比率を上げねばならなく
2016/09/26 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
今夜はテレビ討論会、内容以上にヒラリーが咳き込まないか心配 昨日、テレビの笑点で小遊三が冒頭の名乗りの際の小話で「ヒラリーの健康状態が心配だなあ。では占ってみよう、トランプで」とやってバカ受けしていた。日本人も米大統領選には無関心ではいられないが、投票日が5週間後に迫った本元の米国では侃々諤々、喧々囂々(かんかんがくがく、けんけんごうごう)の大論争になっているようだ。 しかし元大統領のブッ
2016/09/21 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
緩和の中身を微調整、量よりイールドカーブに重点 日銀会合の結果が出たのは13時15分頃。公表分を見ようとしたがアクセスが殺到して日銀のホームページはあちこちで1時間ほど反応しない状態が続いていた模様。発表直後の市場の反応は円安・株高だったがすぐに円高・株安に転じ、午前中の安値を割り込んだ。その後数分間行ったり来たりしていたが、10分ほど経過した頃から弱気筋がロスカットに追い込まれ、大引けまでジリ
2016/09/15 | マーケットEye, 有料記事 マーケット通信, 木村喜由
裁定売り残が買い残を上回り、株安・円高に振れている 筆者なりに今日の下落を絵解きすると、第一が今度の日銀会合についての記事が日経一面に踊り、どうやらマイナス金利の拡大が行われるのではないかという憶測が広まったこと。欧州の事例ではっきりしているが、マイナス金利は銀行株にとって最大の怨敵である。調達コストである預金金利がもう下げられないのに、販売価格である貸出金利は中央銀行の動きに連動して下がる。た